特許
J-GLOBAL ID:200903045709501061

船舶用高揚力舵

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-073210
公開番号(公開出願番号):特開2002-274490
出願日: 2001年03月15日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 プロペラ後流の回転エネルギーを揚力に変換して前進方向成分を推力に利用することで、高操縦性能と併せて高推進効率を維持し、かつ船首揺、上下揺、縦揺を抑制して波浪中でも推進効率、安全性が高い船舶用高揚力舵を提供する。【解決手段】 船舶用高揚力舵2において、舵ブレード3の左右舷側で推進プロペラ軸心とほぼ同じ水準位置にフィン11、15を設け、推進プロペラ翼が上昇方向に回転する舷側のフィン11は推進プロペラ後流によって発生する揚力の前進方向成分と抗力の比が最大となる迎え角αを有するとともに、端面に上方または下方に、または上下両方に屈曲する端板14を設け、推進プロペラ翼が下降方向に回転する舷側のフィン15は推進プロペラ後流によって発生する揚力の前進方向成分と抗力の比が最大となる迎え角αを有するとともに、端面に上方または下方に、または上下両方に屈曲する端板18を設けた。
請求項(抜粋):
推進プロペラの後方に同軸心上に配設し、舵ブレードの頂端部と底端部にそれぞれ頂端板と底端板を有し、舵ブレードが水平断面の輪郭において前方へ半円形状に突出させた前縁部と前縁部に連続して流線型に幅を最大幅部まで増大させた後に最小幅部に向けて徐々に幅を減少させた中間部と中間部に連続して所定幅の後方端に向けて徐々に幅を増大させた魚尾後縁部からなる形状を有する船舶用高揚力舵において、舵ブレードの左右舷側の面上で推進プロペラの軸心とほぼ同じ水準位置に前縁部から後方に向けて所定の翼弦長を有するフィンを設け、推進プロペラ翼が上昇方向に回転する舷側に対向する舵ブレードのフィンは流れの上向き方向の成分を有する推進プロペラ後流によって発生する前進方向推力と抗力の比が最大となる迎え角をなす姿勢を有し、かつフィンの端面に所定長さだけ上方または下方に、または上下両方に屈曲する端板を設け、推進プロペラ翼が下降方向に回転する舷側に対向する舵ブレードのフィンは流れの下向き方向の成分を有する推進プロペラ後流によって発生する前進方向推力と抗力の比が最大となる迎え角をなす姿勢を有し、かつフィンの端面に所定長さだけ上方または下方に、または上下両方に屈曲する端板を設けたことを特徴とする船舶用高揚力舵。
IPC (2件):
B63H 25/38 102 ,  B63H 25/38
FI (2件):
B63H 25/38 102 ,  B63H 25/38 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-043192
  • 特開平2-136392

  • 公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-093440   出願人:日立造船株式会社
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-043192
  • 特開平2-136392

  • 公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-093440   出願人:日立造船株式会社

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