特許
J-GLOBAL ID:200903045711218938

高温ひずみゲージのみかけひずみ補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190930
公開番号(公開出願番号):特開平7-019808
出願日: 1993年07月05日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 高温に晒されるリード線の温度分布条件が変化してもみかけひずみの発生量を実用上問題のない程度まで低減化させる。【構成】 アクティブゲージ2,ダミーゲージ3からなる直列回路と、2つの固定抵抗9,10からなる直列回路と、両直列回路との両端を接続する第1、第2のリード線4a,4bと、からブリッジ回路が構成されている。このブリッジ回路の出力は、第3のリード線4cの他端側の出力端子16と、固定抵抗9,10の接続点に接続された出力端子17とから導出される。第1のリード線4aまたは第2のリード線4bとブリッジ電源入力端子18または19との間には、ひずみゲージの温度によるみかけひずみ補償抵抗12または13が接続されている。また、出力端子16と電源入力端子18または19との間には、リード線4a〜4cの温度分布変化に起因した抵抗変化に伴うみかけひずみを補償する抵抗14または15が接続されている。
請求項(抜粋):
高温下の被測定対象物に添着され該被測定対象物からひずみを受けるとそのひずみに応じた電気信号を出力する高温ひずみゲージのみかけひずみ補償回路において、前記被測定対象物からひずみを受けるとその抵抗値を変化するアクティブゲージと、前記ひずみには不感な状態で前記アクティブゲージとほぼ同じ環境下に配設され一端が前記アクティブゲージの一端と直列に接続されたダミーゲージと、一端同士が直列に接続され且つ一方の出力端子に接続され各他端が一方および他方のブリッジ電源入力端子に接続された2個の固定抵抗と、一端が前記アクティブゲージの他端に接続され他端が前記一方のブリッジ電源入力端子に直接または温度によるみかけひずみ補償抵抗を介して接続された第1のリード線と、一端が前記ダミーゲージの他端に接続され他端が前記他方のブリッジ電源入力端子に直接または温度によるみかけひずみ補償抵抗を介して接続された第2のリード線と、一端が前記アクティブゲージと前記ダミーゲージとの接続点に接続され他端が他方の出力端子に接続された第3のリード線と、前記一方のブリッジ電源入力端子および前記他方のブリッジ電源入力端子の一方または両方と前記他方の出力端子との間に接続され前記リード線の抵抗変化に伴うみかけひずみを補償するリード線抵抗変化補償抵抗と、を有し、前記リード線が高温に晒される部分の長さが異なることに伴うみかけひずみの発生を前記リード線抵抗変化補償抵抗によって補償するように構成したことを特徴とする高温ひずみゲージのみかけひずみ補償回路。
IPC (2件):
G01B 7/16 ,  G01D 3/028
FI (2件):
G01B 7/18 B ,  G01D 3/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-280504

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