特許
J-GLOBAL ID:200903045711467644

電解重合導電性高分子膜の剥離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-201177
公開番号(公開出願番号):特開2002-020466
出願日: 2000年07月03日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】導電性高分子膜を電解重合した際に給電体に同時に形成された導電性高分子膜の簡便な剥離方法を提供する。【解決手段】電解重合反応で導電性高分子膜30aが被着した給電体6を電解液3a中に浸漬した後、対向電極2a間に給電体6がアノードとなるように直流電圧を印加して導電性高分子膜30aを電解酸化して化学的に劣化させ、続いて給電体6表面に超音波振動またはエアーバブリングによる機械振動を付与して給電体6表面から劣化導電性高分子膜30bを剥離する。給電体6の変形や表面キズの発生が抑制でき、給電体6の繰返し使用ができる。
請求項(抜粋):
重合性モノマーおよび第1の支持電解質を含む第1の電解液中に、所望の導電性高分子膜を形成する導電性の基体,この基体と電気的に導通する第1の電極および該第1の電極の対向電極として作用する第2の電極を浸漬する工程と、前記第1の電極を前記基体に接触または近接させ、前記第1の電極をアノード、前記第2の電極をカソードとして、所定の時間電解して、前記基体表面に第1の導電性高分子膜を電解重合により形成する工程と、前記第1の電極を前記第1の溶液から取出し洗浄した後、前記第1の電極を第2の電解液に浸漬して該第2の電解液中の前記第1の電極をアノード、前記第1の電極の対向電極として作用する第3の電極をカソードとして、所定の時間電解して前記第1の電極表面に前記基体表面の前記第1の導電性高分子膜の被覆の際に同時に形成された第2の導電性高分子膜を電解酸化する工程と、前記第2の電解液中または第3の電解液中で前記第1の電極表面から機械的振動により前記第2の導電性高分子膜を剥離する工程とを含むことを特徴とする電解重合導電性高分子膜の剥離方法。
IPC (3件):
C08G 61/12 ,  H01G 9/028 ,  H01G 9/016
FI (3件):
C08G 61/12 ,  H01G 9/02 331 H ,  H01G 9/00 301 F
Fターム (6件):
4J032BA03 ,  4J032BA08 ,  4J032BA13 ,  4J032BC24 ,  4J032BC32 ,  4J032CG01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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