特許
J-GLOBAL ID:200903045711863833
加熱冷却調節計
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
斎藤 美晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-118351
公開番号(公開出願番号):特開平5-289704
出願日: 1992年04月11日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 加熱冷却調節計において加熱及び冷却オートチューニングができるようにする。【構成】 偏差演算部1は制御対象からの測定値PVと設定部3からの設定値SVとの偏差を加熱冷却制御部5へ出力する。2位置出力部7は切換部9を介して加熱及び冷却用の2位置操作量MVH、MVCを選択的に出力する。オートチューニング部11は、2位置出力変更部13を介して2位置出力部7から2位置操作量MVH、MVCを切換え、加熱オートチューニングにおける2位置操作量の出力時の測定値波形から加熱用のPID定数を演算し、冷却オートチューニングにおける2位置操作量の出力時の測定値波形からプロセスゲイン比及び冷却用比例ゲイン定数を求め、それらの定数を加熱冷却制御部5へ設定する。加熱冷却制御部5はそれら定数及び偏差から加熱及び冷却用操作量を演算する。
請求項(抜粋):
設定値および制御対象からの測定値から求めた偏差、並びに比例ゲイン、積分時間および微分時間に基づきPID演算して前記偏差をなくすような加熱および冷却側操作量を演算して出力する加熱冷却制御部と、所定の加熱および冷却オートチューニング用の2位置操作量を出力する2位置出力部と、前記加熱冷却制御部および2位置出力部からの加熱および冷却側操作量と前記2位置操作量を切換えて前記制御対象側へ出力する切換部と、前記オートチューニング時には前記2位置出力部を選択するよう前記切換部を制御するとともに、前記2位置出力部からの前記加熱オートチューニング用の2位置操作量に基づく前記測定値のリミットサイクル波形から前記加熱側の比例ゲイン、積分時間および微分時間を所定の演算手法で演算して前記加熱冷却制御部へ設定するオートチューニング部と、を具備する加熱冷却調節計において、前記2位置出力部から出力する前記加熱および冷却オートチューニング用の2位置操作量を切換え制御する2位置出力変更部を設け、前記オートチューニング部は、前記2位置出力変更部に対し、前記加熱オートチューニング用の2位置操作量の出力開始を制御するとともに、前記加熱オートチューニングの終了を検出したときには、前記冷却オートチューニング用の2位置操作量への切換えを制御し、前記冷却オートチューニングのリミットサイクル波形から前記加熱側および冷却側プロセスゲインの比を求め、このプロセスゲインの比から冷却側比例ゲインを演算して前記加熱冷却制御部へ設定する機能を有することを特徴とする加熱冷却調節計。
IPC (2件):
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