特許
J-GLOBAL ID:200903045714328343

拡径ビット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117360
公開番号(公開出願番号):特開平9-217578
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】掘削時のエネルギーロスが少なく、効率よく掘削することができる拡径ビットの提供。【解決手段】ビット本体20先端部端面には、軸芯に対して所定角度傾けて形成されたガイド溝40が3本放射状に形成されている。ガイド溝40には、拡径ビットツース22が摺動自在に支持されており、該拡径ビットツース22は、ガイド溝40に沿って掘削方向に摺動することにより、ビット本体20先端部端面より突出し、掘削方向逆向きに摺動することにより、前記ビット本体20先端部外周より突出する。掘削時は、前記拡径ビットツース22が、地面に押圧されるので、掘削方向逆向きに摺動し、ビット本体20先端部外周より突出して拡径する。これにより、拡径した掘削孔が掘削されるが、掘削孔の大部分は、ビット本体20で掘削されるため、エネルギーロスが少なく、効率的な掘削を行うことができる。また、強度的にも安定した大孔径化に対応することができる。
請求項(抜粋):
エアの供給で作動するビット本体と、該ビット本体の先端部に複数個配設され、該ビット本体の軸心から半径方向に拡縮可能に設けられた拡径ビットツースと、から成る拡径ビットにおいて、前記拡径ビットツースは、前記ビット本体先端部端面に軸心に対して所定角度傾斜させ、その傾斜面が軸心から離れて形成されたガイド溝に摺動自在に設けられ、前記ビット本体を孔底に押し付けることにより、前記ビット本体外側方向に突出して拡径し、前記ビット本体と該拡径ビットツースで掘削するとともに、前記ビット本体を孔底から離すことにより、前記ビット本体内側方向に縮径することを特徴とする拡径ビット。
IPC (2件):
E21B 10/32 ,  E21B 4/14
FI (2件):
E21B 10/32 ,  E21B 4/14 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-117104

前のページに戻る