特許
J-GLOBAL ID:200903045714519823

アクリロニトリル製造中に廃棄物を排除する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-276646
公開番号(公開出願番号):特開平7-126237
出願日: 1993年11月05日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 アクリロニトリルの製造中に生成する硫酸アンモニウムの量を排除又は実質的に低減する。【構成】 流動床触媒でのプロピレン/プロパン、アンモニア及び酸素含有ガスの直接アンモキシデーションによって、アクリロニトリルの製造中に生成する硫酸アンモニウムを実質的に又は完全に排除する方法であって、有機化合物を反応器の中に、アクリルニトリル収率を害することなく該化合物が実質的に全ての過剰アンモニアと反応する位置において、導入することを特徴とする方法。
請求項(抜粋):
アクリロニトリル製造中にアンモニア漏出及び硫酸アンモニウム生成を排除する方法であって、プロピレン及びプロパンからなる群から選ばれる炭化水素、アンモニア及び酸素含有ガスを流動床反応器の下部に導入して、アクリロニトリルを製造するための流動床触媒の存在下で反応させる工程、アンモニアと反応することのできる酸素化剤を流動床反応器の上部に、該酸素化剤のコーキング温度未満の温度で、該酸素化剤がアクリロニトリルを製造するための該炭化水素、アンモニア及び酸素含有ガスの反応を実質的に害さずかつ該反応器の中に存在する実質的に全ての未反応アンモニアと反応する位置に導入して、前記反応器を出てゆく反応器流出液中のフリーのアンモニアの存在を実質的に排除する工程、アクリロニトリルを含有しかつ未反応アンモニアを実質的に含まない該反応器流出液を急冷カラムに通して、硫酸の不存在下で該反応器流出液を水で冷却し、もって不要な不純物を除去する工程、及びアクリロニトリルを該急冷カラムから回収する工程、を含む方法。
IPC (4件):
C07C255/08 ,  C07C253/24 ,  C07C253/34 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (5件)
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