特許
J-GLOBAL ID:200903045715775572

流水による製品の投棄手段

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212355
公開番号(公開出願番号):特開平9-108255
出願日: 1987年12月22日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、使用済の人工肛門用パウチ等を含むソフトでフレキシブルな使い捨て製品を通常のトイレへ水で流して捨てることができる投棄方法を提供する。【解決手段】 本発明の投棄方法は、トイレの大便器の水と接触するとねばねばになるかまたは粘性物質を滲出する材料にパウチをラップするかまたは完全封入せしめ、該ラップまたは封入した製品をトイレの大便器に入れ、次いで流水して製品を大便器からトラップを介して廃棄物ラインへ送ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
通常のトイレで流水によって投棄することができる人工肛門用パウチであって、水膨潤性で冷水不溶性のフイルム材料と使用者の皮膚に対し非刺激性材料の耐水性層とのラミネートから形成される前部パネルおよび水膨潤性で冷水不溶性のフイルム材料と使用者の衣類と接触しても比較的に摩擦のない材料の層とのラミネートから形成される後部パネルから成り、上記前部および後部パネルはそれらの周囲の大半が接合されて該パウチを形成しており、また両パネルの配列は水膨潤性で冷水不溶性のフイルム材料がパウチ内部を構成するようになっており、前部パネルは、小孔に合致できるまたは合致するように大きくできる貫通開口と、該パウチを使用者の身体に取付けるため小孔を取巻いて前部パネルに固定した取付手段とを有し、該パウチは使用期間中にその構造保全性を維持することができるようになっている、使用済の人工肛門用パウチを投棄する方法であって、該パウチを身体から取外し、トイレの大便器の水と接触するとねばねばになるかまたは粘性物質を滲出する材料にパウチをラップするかまたは完全封入せしめ、該ラップまたは封入したパウチをトイレの大便器に入れ、次いで流水してパウチおよびその内容物を大便器からトラップを介して廃棄物ラインへ送ることを特徴とする人工肛門用パウチの投棄方法。

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