特許
J-GLOBAL ID:200903045721882909
画像データ符号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-098527
公開番号(公開出願番号):特開平5-083560
出願日: 1991年04月30日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 DCT変換後の各係数についてその重要度を考慮しつつデータ圧縮を行い、画質の劣化を最小限に止める。【構成】 DCT変換が行われた後の各係数に対して評価値が設定される。削減符号量に従って所定の閾値が決定される。係数ゼロ置換部38では、閾値以下の評価値を有する係数がゼロに置換される。これに対して、“ゼロ”のランレングス符号化を行うことによりデータ圧縮及び符号化が行われる。
請求項(抜粋):
画像データから、n行m列の画素データで構成されるブロックを抽出するブロック抽出手段と、前記抽出されたブロックに対して直交変換を行い、空間周波数領域上の係数列を得る直交変換手段と、前記直交変換により得られた係数列に対して、ゼロのランレングス符号化を含む所定の符号化処理を行う符号化手段と、を有する画像データ符号化装置において、前記直交変換された係数列を入力して、各係数について、その絶対値とその対応空間周波数とから評価値を設定する評価値設定手段と、前記直交変換された係数列を入力し、各係数について前記符号化処理で発生が予想される符号量を算出し、同じ大きさの前記評価値毎に前記予想される符号量を振り分けて積算する評価値別符号量算出手段と、前記直交変換された係数列を入力して、前記符号化処理で発生が予測されるブロック符号量を求め、全ての係数列について前記ブロック符号量を累積する総符号量算出手段と、前記累積により求められた予測総符号量から、予め設定された規定総符号量を減算して、要求される削減符号量を算出する削減符号量算出手段と、前記評価値別に積算された符号量を参照して、前記削減符号量に基づき、所定の閾値を決定する閾値決定手段と、前記直交変換された係数列を入力して、前記決定された閾値以下の評価値が設定されている係数を、発生符号量が規定総符号量以下になるようにゼロに置換する係数ゼロ置換手段と、を含み、前記ランレングス符号化を行う時あるいはそれ以前に、前記係数のゼロ置換によって符号量調整を行うことを特徴とする画像データ符号化装置。
IPC (5件):
H04N 1/41
, G06F 15/66 330
, H03M 7/46
, H04N 1/415
, H04N 7/133
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