特許
J-GLOBAL ID:200903045722711130

家畜の人工授精用精子または受精卵移植用卵子の注入器及びその操作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-195969
公開番号(公開出願番号):特開2001-017026
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 子宮内膜を傷つけることなく、精液あるいは卵子を確実に子宮深部まで注入できるようにした。【解決手段】 本発明の注入器10は、保温筒12と、保温筒12の先端に平行に固定された子宮挿入用の外側パイプ18と、保温筒12の後部からその内部に挿入された注入用の注射器22と、注射器22の先端に連結され、保温筒の先端に引出されるとともに、前記外側パイプ18の中空内部に摺動可能に挿通された弾性及び柔軟性のある注入用チューブ24と、チューブ24の先端に一体化され、かつ外側パイプ18の先端に突出する吐出ノズル28とを備え、チューブ24の保温筒12からの突出位置と外側パイプ18との間を余長部24aとし、外側パイプ18が子宮内の所要深さまで挿通された状態で、前記余長部24aを繰出すことで、吐出ノズル28を子宮形状に沿ってその深部に到達させる。
請求項(抜粋):
家畜の子宮体内挿入用外側パイプの内部に可撓性のチューブを押出し自在に挿入配設し、該チューブの先端にノズル体を一体的に取付け、該ノズル体は先端を球面状に閉鎖形成するとともに後端を該チューブと結合しかつ側部に該チューブと連通する透孔を設けてなり、該ノズル体は該パイプの先端に密接して該パイプの先端を閉塞可能としてなり、該チューブの後端には精子または卵子を前方へ送り出す押送手段を取付自在とし、該外側パイプを家畜の子宮体内に挿入した後に該外側パイプの後端から該チューブを前方に繰り出すことによって該チューブを該外側パイプの先端から前方に押出して該ノズル体を子宮角深部まで送り出し、しかる後に該押送手段によって精子または卵子を該チューブ内を経由して該ノズル体の該透孔から該子宮角深部へと吐出し得るようにしてなることを特徴とする家畜の人工授精用精子または受精卵移植用卵子の注入器。

前のページに戻る