特許
J-GLOBAL ID:200903045728528540

表示器の保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-273273
公開番号(公開出願番号):特開平9-114418
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 表示器の同一箇所が高輝度でかつ長時間点灯された場合に表示器に印加される映像信号の輝度の大小を反転し、焼付きを生じないようにする。【解決手段】 映像信号入力部1よりの映像信号は映像信号処理部2を介して表示部3に入力し、プラズマディスプレイパネル(PDP)で構成された画面に画像を表示する。前記映像信号は表示率算出部5に入力し、一画面の映像信号の輝度レベルの積算値と全白映像信号の輝度レベルの積算値との比率を算出し、このデータを判別部7に入力し、記憶部6より読出した表示率の基準値と比較し、基準値より低い場合に信号を出力する。この信号でタイマー8を起動し、所要時間経過にて、切替部5を介して前記映像信号処理部2の信号処理を反転特性になるように切換え、文字部分が暗く背景が明るい(高表示率の)映像信号を表示部3に供給する。
請求項(抜粋):
映像信号を入力する映像信号入力部と、映像信号入力部よりの映像信号のγ補正又は輝度レベルの大小を反転する映像信号処理部と、前記映像信号入力部よりの一画面の全画素の映像信号の輝度レベルの積算値の、全白の映像信号の輝度レベルの積算値に対する比率を算出する表示率算出部と、前記映像信号処理部の処理を切り替える切替部と、表示率の基準値及び低表示率の持続時間基準値を記憶する記憶部と、表示率算出部よりのデータを記憶部より読出した基準値と比較し基準値より低い場合に信号を出力する判別部と、判別部よりの信号にて起動し同信号が維持する時間を計時するタイマーと、前記表示率算出部、切替部、記憶部、判別部およびタイマーを制御する制御部とからなり、前記タイマーのタイムアップの信号にて前記映像信号処理部の処理を輝度レベル反転処理とするようにした表示器の保護回路。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3389957号

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