特許
J-GLOBAL ID:200903045749108915

電波吸収体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153347
公開番号(公開出願番号):特開平5-003394
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】テレビジョン放送のゴースト対策として特に有利に実施される電波吸収体3であり、建物の外壁の主成分であるコンクリートなどの誘電性物質中に、導電性物質を混合して、空気中の電波特性インピーダンスとほぼマッチングさせ、これによって外壁2内に反射をせずに電磁波1が進入し、この外壁内には、少なくとも1枚の透孔を有する鉄筋または網などのような導電性第1反射体5を配置し、その第1反射体の背後には、外壁内で、または外壁の背面上で、導電性第2反射体6を配置し、第2反射体は第1反射体の透孔から後方、すなわち電磁波の進入方向下流側に臨むように設けられており、外壁の前面7と第1および第2反射体との各距離は、遮蔽すべき各電磁波の外壁の内部波長λ/4に選ぶ。【効果】簡単な構成で容易にかつ安価に、外部からの電磁波の建物内への侵入を防ぎ、またその遮蔽すべき電磁波の周波数帯域を広くする。
請求項(抜粋):
建物の外壁の主成分である誘電性物質中に、導電性物質を混合して、空気中の電波特性インピーダンスとほぼマッチングさせ、この外壁内には、少なくとも1枚の多数の透孔を有する導電性第1反射体を配置し、その第1反射体の背後には、外壁内で、または外壁の背面上で、さらに導電性第2反射体を配置し、第2反射体は、第1反射体の透孔から後方に臨むように設けられており、外壁の前面と各第1および第2反射体との間の距離は、吸収すべき各電磁波の外壁の内部波長をλとするとき、ほぼλ/4に選ぶことを特徴とする電波吸収体。

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