特許
J-GLOBAL ID:200903045757469340

高含有量の電解質および所望により相安定剤を含む、透明または半透明の水性布地柔軟化組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-522195
公開番号(公開出願番号):特表2001-524616
出願日: 1998年11月24日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】透明または半透明の布地柔軟化剤組成物は、布地柔軟化剤化合物、主要溶剤系、および高レベルの電解質を含んでなる。高レベルの電解質により、より広い範囲の主要溶剤を使用することができる、および/または低レベルの主要溶剤を使用した時の粘度増加が小さくなる。主としてエトキシル化疎水性材料である相安定剤を使用し、必要な主要溶剤の量を下げる、および/または最高レベルの電解質の存在下で組成物を安定化させることができる。特殊な相安定剤により、柔軟性付与特性の改良を包含する利点がさらに得られる。特殊な電解質により優れた結果が得られる。主要溶剤および/または相安定剤を柔軟化剤化合物に加えることにより、化合物の粘度/取扱い性および完成した組成物を作り出す能力が向上する。
請求項(抜粋):
透明または半透明の液体布地柔軟化組成物であって、A.組成物の約2〜約80重量%の布地柔軟化剤と、B.少なくとも有効量の、ClogPが約-2.0〜約2.6である主要溶剤と、C.組成物の約0.5〜約10重量%の電解質と、D.所望により、組成物の0〜約15重量%の、下記1〜6からなる群から選択された相安定剤と、 1 .炭素数が約6〜約22である疎水性の鎖を有する、飽和および/または不飽和の第1級、第2級、および/または分岐した、アミン、アミド、アミンオキシド脂肪アルコール、脂肪酸、アルキルフェノール、および/またはアルキルアリールカルボン酸化合物から誘導された非イオン系界面活性剤、 ここで、前記化合物の少なくとも1個の活性水素が、≦約50個のエチレンオキシド部分でエトキシル化されて、約8〜約20のHLBを与えるものであり、 2 .下記a〜dから選択された、大きな頭部基を有する非イオン系界面活性剤、 a.下記の式を有する界面活性剤、【化1】[上記式中、 Y”=NまたはOであり、 各R5は独立して、-H、-OH、-(CH2)xCH3、-O(OR2)z-H、-OR1、-OC(O)R1、および-CH(CH2-(OR2)z”-H)-CH2-(OR2)z’-C(O)R1から選択されるものであり、 ここで、R1は、飽和または不飽和の、第1級、第2級、または分岐鎖の、アルキルまたはアルキル-アリール炭化水素からなる群から選択され、前記炭化水素鎖長は約6〜約22であり、 各R2は-(CH2)n-および/または-[CH(CH3)CH2]-(ここでnは1〜4である)の基またはそれらの基の組合せから選択されるものであり、 xは0〜約3であり、 z、z’およびz”は約5〜約20である] b.下記の式を有するポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤、 R2-C(O)-N(R1)-Z[上記式中、 各R1はH、C1〜C4ヒドロカルビル、C1〜C4アルコキシアルキル、またはヒドロキシアルキルであり、 R2はC5〜C21ヒドロカルビル部分であり、 各Zは、少なくとも3個のヒドロキシルが鎖に直接接続した直線状ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル部分であるか、またはそのエトキシル化誘導体である] c.下記の式を有する界面活性剤、 R1-C(O)-Y'-[C(R5)]m-CH2O(R2O)zH[上記式中、 R1は、飽和または不飽和の、第1級、第2級、または分岐鎖の、アルキルまたはアルキル-アリール炭化水素からなる群から選択され、前記炭化水素鎖長は約6〜約22であり、 Y’は-O-、-N(A)-の基、およびそれらの基の混合物から選択され、AはH、R1、-(R2-O)z-H、-(CH2)xCH3、フェニル、または置換アリールの基から選択され、xは0〜約3であり、総zは約5〜約30であり、各R2は-(CH2)n-(ここでnは約1〜約4である)および/または-[CH(CH3)CH2]-の基またはそれらの基の組合せから選択されるものであり、 各R5は-OH、および-O(R2O)z-Hから選択される基であり、 mは約2〜約4である]、および d.それらの混合物、 3.反対の電荷を有する界面活性剤イオンまたは希釈粘度を下げるのに好適な電解質イオンで中和された1個の界面活性剤イオンにより形成される界面活性剤複合体、 4.ポリエチレンオキシド部分とプロピレンオキシド部分を含んでなるブロック共重合体界面活性剤、 5.下記の式を有する陽イオン系界面活性剤、 {R1m-Y-[(R2-O)z-H]p}+ X-[上記式中、 各R1は、飽和または不飽和の、第1級、第2級、または分岐鎖の、アルキルまたはアルキル-アリール炭化水素からなる群から選択され、前記炭化水素鎖の炭素数は約6〜約22であり、 各R2は-(CH2)n-および/または-[CH(CH3)CH2]-の基、またはそれらの基の組合せから選択され、 Yは基=N+-(A)q、-(CH2)n-N+-(A)q、-B-(CH2)n-N+-(A)2、-(フェニル)-N+-(A)q、-(B-フェニル)-N+-(A)qの基から選択され、nは約1〜約4であり、各Aは独立して、H、C1-5アルキル、R1、-(R2O)z-H、-(CH2)xCH3、フェニル、および置換アリールから選択され、xは0〜約3であり、各Bは基-O-、-NA-、-NA2、-C(O)O-、および-C(O)N(A)-の基から選択され、R2は上記の通りであり、q=1または2であり、m+p+q=4であり、 分子1個あたりの総zは約3〜約50であり、 X-は、布地柔軟化剤活性成分および補助成分と相容性がある陰イオンである]、および 6.それらの混合物、E.所望により、0〜約15%の香料と、およびF.残りの部分を構成する水とを含んでなるものであり、 ここで、前記電解質および前記相安定剤が存在する場合、より低い希釈粘度、少ない主要溶剤で同等以上の安定性、および/またはClogPが約0.15〜約0.64の範囲外にある主要溶剤の使用、から選択された少なくとも一つの改良をもたらすことを特徴とする、組成物。
IPC (13件):
D06M 13/463 ,  C11D 1/62 ,  C11D 1/66 ,  C11D 3/02 ,  C11D 3/08 ,  C11D 3/10 ,  C11D 3/26 ,  C11D 3/43 ,  D06M 13/148 ,  D06M 13/352 ,  D06M 13/402 ,  D06M 13/473 ,  D06M 15/53
FI (13件):
D06M 13/463 ,  C11D 1/62 ,  C11D 1/66 ,  C11D 3/02 ,  C11D 3/08 ,  C11D 3/10 ,  C11D 3/26 ,  C11D 3/43 ,  D06M 13/148 ,  D06M 13/352 ,  D06M 13/402 ,  D06M 13/473 ,  D06M 15/53
Fターム (7件):
4L033AB04 ,  4L033AC02 ,  4L033BA12 ,  4L033BA56 ,  4L033BA71 ,  4L033BA89 ,  4L033CA48
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-223098
  • 特開昭63-223098

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