特許
J-GLOBAL ID:200903045757760060

球体状線条立体空隙構造体の製造と規正の方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-354779
公開番号(公開出願番号):特開平10-156924
出願日: 1996年12月02日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【目的】 有機物の低負荷汚染が長期にわたる自然水域から消滅した、石、砂利、水草、水藻、葦、海草類等の自然の接触材に変わる、人工の接触材として開発した線条の立体空隙構造体を、円球状に規正して強度と耐水抵抗性を補完し、容易に、簡便に、確実に水質を向上する事を目的に開発した新素材です。【構成】 線経が異なる線条を湾曲して溶着させ、加圧を線経に比例して分散させ、加圧を溶着接点を基点として線振動又は直線変形させて強耐圧性を、線条間の不規則な立体空間は耐水抵抗性を補完して、広い線条の比表面積は接触材としての付着能力となります。多様な色に着色した当該成型品を観賞用水槽に充填した場合には、水槽内をカラフルになアレンジしながら、水質を浄化する接触材としして利用できる。
請求項(抜粋):
球体状線条立体構造構造体の製造と規正の方法押し出し成形機の先端金型ダイスに異なる太さのノズルを規則的に配列して開孔する。開孔したノズルより溶融した熱可塑性原料を線条で押しだす。ノズル熱可塑性原料のPP、又はPEを溶融した線条で下方に押し出し、線条が冷却水面に接触すると比重の軽い線条は線径の太さに比例して、太い線径(以下主線と云う)は大きく、細い線径(以下副線と云う)は小さな弧を描いて、それぞれ横に湾曲し、隣接する他の線条表面に接触して相互に絡みつき溶着する。引き取り装置で下方に引き取ると、線条は複雑なブロック構造で不規則な立体空間を構成した構造体を成形する事が出来る。引き取り装置の速度を変えることにより、線条間の溶着密度、空隙率、重量を制御して、線条の立体空隙構造体をエンドレスに成形することが出来る。先端金型ダイスに開孔するノズルの配列は、太い主線を中心に副線を周囲にブロック状に配列して、全体形状を任意の円形状、四角形状、矩形状、及び任意の寸法でノズルを開孔すると、それぞれ円筒状、箱形状、板状断面をした線条の立体空隙構造体を成型することが出来る。円形状に配列したノズルより溶融した原料を線条で押し出し、円形の規正型枠で周面、及び円心部をを規正すると、内部が中空の円筒状立体空隙構造体を成型する事ができる。内部が中空の切断した円筒を、熱可塑性原料が溶融する温度に熱した圧縮規正金型の中央に、切断した円筒をセットして金型を両側から圧縮して、切断部を溶融、摺曲させ、一定時間経過後金型の圧縮を解放して球体状立体空隙構造体に規正する方法。
IPC (3件):
B29C 47/30 ,  A01K 63/04 ,  C02F 3/10
FI (3件):
B29C 47/30 ,  A01K 63/04 F ,  C02F 3/10 A

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