特許
J-GLOBAL ID:200903045764765370

環境サンプル中の低レベル疎水性分析物の検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-542004
公開番号(公開出願番号):特表2000-513818
出願日: 1998年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】封入された透過可能な薄膜補強装置および膠着反応スライド試験装置を使用して環境サンプル中の低レベルの約1ppbの疎水性分析物の検出装置および方法で、前記透過可能な薄膜が脂肪族疎水性相で被覆されたシリカ粒子からなっている。
請求項(抜粋):
10ppbまたはそれ以下の量において環境サンプル中に存在する疎水性分析物の存在を検出するための方法において、この方法が: (1)環境サンプルの測定可能な量を設け; (2)液密ハウジング内に透過性薄膜を設け、前記ハウジングがこの薄膜の第1表面への入口ポートおよびこの薄膜の第2の、反対表面からの出口ポートを有し、前記透過性薄膜がそれに細孔または裂け目を有しかつ前記透過性薄膜の前記第1表面に置かれた脂肋族炭化水素疎水性相で被覆されたシリカ粒子を有し; (3)前記サンプルの測定可能な量を、他と異なる圧力下で、透過可能な薄膜を通ってかつ出口ポートの外への走行のために入口ポートに導入し、環境サンプル中の疎水性分析物がシリカ粒子上に被覆された疎水性相に結合し; (4)その後、サンプルの前記測定可能な量の分数部である多量の溶出溶媒を使用し、少なくとも約50ppbの疎水性分析物の濃度を有する濃縮された分析物溶液として容器内に出口ポートを通って外へ被覆された粒子から分析物を溶出しており; (5)膠着反応スライド分析装置の受容容器内に(a)前記濃縮された疎水性分析物溶液、(b)その類似または対の分析物で被覆された粒子、および(c)疎水性分析物に対する抗体を導入しかつ混合し、この混合物を受容容器からスライド分析装置の毛細管軌道領域に導入しそして前記混合物を前記スライド分析装置の目視領域に対して毛細管軌道領域を横切らせ;そして (6)前記スライド分析装置の前記目視領域における顕著な膠着された粒子の、それぞれ、存在または不存在を観察することにより前記測定可能な量のサンプル中の疎水性分析物の不存在または存在を目視測定することからなっていることを特徴とする疎水性分析物の存在検出方法。
IPC (4件):
G01N 33/543 581 ,  G01N 1/10 ,  G01N 31/20 ,  G01N 33/543 521
FI (5件):
G01N 33/543 581 Z ,  G01N 1/10 B ,  G01N 31/20 ,  G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 581 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-028559
  • 特開昭63-138265

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