特許
J-GLOBAL ID:200903045767941551

空気入りタイヤ及びその装着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-371690
公開番号(公開出願番号):特開2003-170705
出願日: 2001年12月05日
公開日(公表日): 2003年06月17日
要約:
【要約】【課題】操縦安定性とWET性能の両立を図り外側トレッドと内側トレッドとの摩耗差を極力小さくできる空気入りタイヤ及びその装着方法を得る。【解決手段】外側トレッドOTのネガティブ率と内側トレッドITのそれとの差が5%以下であるため両者の摩耗差を極力小さくできる。周方向連続中央リブ14が車両外側にオフセットして配置されているため、コーナーリング時のトレッド中央部のバックリングの発生を極力防止でき操縦安定性の低下を防止できる。幅方向横溝28のピッチ個数が40以上60未満であるため、WET路面での排水性が良好となる。外側トレッドOTでは、大ブロック34を本体部36と延長部38とで構成しかつ大ブロック34のピッチ個数を幅方向横溝28のピッチ個数の3分の1以下としたことにより、排水性の低下を防止でき、かつパターン剛性を向上でき操縦安定性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
タイヤ赤道線を基準として左右非対称のトレッドパターンを有する空気入りタイヤであって、タイヤ赤道線を基準としてタイヤ幅方向一方側に位置する一方側トレッドのネガティブ率とタイヤ赤道線を基準としてタイヤ幅方向他方側に位置する他方側トレッドのネガティブ率との差は5%以下であり、全トレッドのトレッド幅の5%以上20%以下であるリブ幅を有しタイヤ赤道線を基準としてタイヤ幅方向一方側にオフセットして配置され、中心線のタイヤ赤道線からのオフセット量が前記リブ幅未満であるタイヤ周方向に連続した周方向連続中央リブを有し、前記他方側トレッドには、タイヤ周方向に間隔を置いて形成されタイヤ幅方向外側端部に向けて延びる複数の横溝を有し、かつ前記横溝により形成されるブロックのピッチ個数は40以上60未満であり、前記一方側トレッドには、大ブロックと小ブロックとからなるブロック列を有し、前記大ブロックは、タイヤ幅方向外側に配置された本体部と、該本体部と接続し該本体部に対してタイヤ幅方向内側であってタイヤ周方向にずれて配置された延長部とで構成され、かつ、前記大ブロックのタイヤ周方向のピッチ個数は前記ブロックのピッチ個数の3分の1以下であり、前記小ブロックは、タイヤ周方向に連続する各延長部の間に配置されたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/11 ,  B60C 11/03 ,  B60C 11/04
FI (3件):
B60C 11/11 E ,  B60C 11/03 A ,  B60C 11/04 C

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