特許
J-GLOBAL ID:200903045770384370
2-置換シクロペンタノンの製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-179835
公開番号(公開出願番号):特開平9-020712
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 2-置換-シクロペンタノンの効率のよい製造法の提供。【解決手段】 2-置換-シクロペンタノンを、不活性溶媒中でアジピン酸エステルをアルコキシドと反応させてシクロペンタノン-2-カルボン酸エステルの塩を得、これを単離することなくアルキル化し、これにより2-アルキル-シクロペンタノン-2-カルボン酸エステルを得、そしてこれを単離することなく酸および加熱処理により加水分解および脱炭酸することにより製造する。
請求項(抜粋):
式【化1】式中、R1は直鎖または分枝C1-C6-アルキル、C3-C7-シクロアルキル、あるいは非置換またはハロゲン-置換C7-C12-アラルキルを表すの2-置換シクロペンタノンの製造法であって、式【化2】式中、2つのR2は同一または異なり、そして各々がハロゲンおよびC1-C6-アルキル、C1-C6-アルコキシおよびニトロ基から成る群から選択される同一の、または異なる最高3個の置換基で場合によっては置換されてもよい直鎖または分枝C1-C10-アルキル、C7-C12-アラルキルを表すか、あるいはハロゲンおよびC1-C6-アルキル、C1-C6-アルコキシおよびニトロ基から成る群から選択される同一の、または異なる最高3個の置換基で場合によっては置換されてもよいC6-C10-アリールを表す、のアジピン酸エステルを、不活性溶媒の存在下で式(III)M(OR3)n (III)式中、Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属を表し、R3はC1-C10-アルキル、C3-C10-シクロアルキルまたはC7-C12-アラルキルを表し、そしてnはMの原子価に応じて、1または2を表すのアルコキシドを用いて反応させ、こうして式(IV)【化3】式中、R2は式(II)に与えられた意味を有し、そしてMはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の1価を表す、のシクロペンタノン-2-カルボン酸エステルの塩を得、これを単離することなく式(V)R1-X (V)式中、R1は式(I)に与えられた意味を有し、Xはハロゲン、C1-C6-アルキルスルホネート、または最高2つのC1-C4-アルキル基で場合によっては置換されてもよいC6-C10-アリールスルホネートを表す、のアルキル化剤でアルキル化し、こうして式(VI)【化4】式中、R2は式(II)に与えられた意味を有し、そしてR1は式(I)に与えられた意味を有する、の2-アルキル-シクロペンタノン-2-カルボン酸エステルを得、そしてこれを単離することなく酸および加熱処理することにより加水分解および脱炭酸することを特徴とする、上記方法。
IPC (5件):
C07C 49/395
, C07C 45/65
, C07C 49/697
, C07C 67/347
, C07C 69/757
FI (5件):
C07C 49/395
, C07C 45/65
, C07C 49/697
, C07C 67/347
, C07C 69/757 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭49-013148
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特開平1-093574
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特開昭49-109346
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