特許
J-GLOBAL ID:200903045773703557

鉗子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-189884
公開番号(公開出願番号):特開平10-014929
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【目的】 挿入軸に設けた鉗子の把持爪を開閉駆動する駆動軸を中空の部材で形成して、その内部に第2の鉗子や薬液給排装置等、他の処置具を挿通できるようになし、単一の鉗子装置により複合操作を行えるようになり、鉗子による処置の確実性及び安全性、さらには多様性を確保する。【構成】 硬質パイプからなる挿入軸2の先端にリンク機構を介して作動部としての一対の大型把持爪3,3を装着した第1の鉗子1において、大型把持爪3の開閉を行うために、リンク機構に連結した中空の駆動軸7を設ける。そして、この駆動軸7内には、第2の鉗子20が挿通されており、この第2の鉗子20は、一対からなる小型把持爪21をリンク機構を介して、駆動軸7内に摺動可能に設けたスライド軸24に連結されている。そして、このリンク機構を作動させるために駆動ロッド26がスライド軸24内に挿通されている。
請求項(抜粋):
開閉可能な把持爪を、リンク機構を介して中空の挿入軸に設けて、この把持爪を開閉駆動する中空の駆動軸を挿入軸内に摺動可能に挿通させて設け、この駆動軸の内部に通路を形成して、この通路内には、先端に所定の作動部を有する第2の処置具を摺動可能に挿通させる構成としたことを特徴とする鉗子装置。

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