特許
J-GLOBAL ID:200903045783906383

吸入式投薬器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039674
公開番号(公開出願番号):特開平11-221279
出願日: 1998年02月05日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 カプセル内を流れる空気の流速、流量を一定にし、投薬動作毎に薬品の分散がばらつきをなくし、薬品を効率よく吸入できるようにする。【解決手段】 カプセルホルダ5の一側端面に流入側通気路7の流入通路7Aと連通するオリフィス15を有するオリフィスプレート14を設ける。このオリフィス15は流路面積が、カプセルに形成した穴の流路面積よりも小さくなるように形成されている。これにより、オリフィス15は、カプセルに形成した穴の大きさに拘らず、流入側通気路7、カプセル、流出側通気路8を流れる空気の流速、流量を一定に調整し、薬品の分散性を一定にする。
請求項(抜粋):
軸方向の一側がカプセル収容穴となり、他側が吸入口となった投薬器本体と、前記カプセル収容穴と大気側とを連通するため、前記投薬器本体の軸方向に延びる流入通路と径方向に延びるピン挿入穴とを有する流入側通気路と、前記カプセル収容穴と前記吸入口側とを連通するため、前記投薬器本体の軸方向に延びる流出通路と径方向に延びるピン挿通穴とを有する流出側通気路と、前記カプセル収容穴に収容したカプセルに穴をあけるため、前記各ピン挿入穴からカプセルに向けて挿入されるピンを有する穴あけ具とからなる吸入式投薬器において、前記流入側通気路と流出側通気路のうち一方の通気路には、前記カプセルに形成した穴の流路面積よりも小さな流路面積で、かつ他方の通気路の流路面積よりも小さな流路面積を有する流路調整手段を設けたことを特徴とする吸入式投薬器。

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