特許
J-GLOBAL ID:200903045786661799

超高圧流体封止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127473
公開番号(公開出願番号):特開平8-303591
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 500MPa以上の超々高圧下でも良好にシールし得る超高圧流体封止装置を得ることを主目的とする。【構成】 外側部材と内側部材間をシールする超高圧流体封止装置において、パッキンリングの低圧部側テーパ面に密着する面を下底面部とし、ボトムリングの高圧部側テーパ面および外側部材内周面とに各々密着する面を両側面部とする断面台形状のバックアップリングは、その上底面部とボトムリングのテーパ面と外側部材内周面とで断面三角形状の環状空間を形成するものとした。
請求項(抜粋):
外側部材と内側部材とからなる二部材間に形成された環状間隙を封止して高圧部と低圧部とを仕切るために前記環状間隙内に設けられ、前記外側部材の内周と前記内側部材の外周との間の間隙で前記高圧部と前記低圧部との間に圧力方向に対向して壁部を形成し、高圧部側に向かって縮径する外周テーパ面と該外周テーパ面の縮径側先端に連なる平行筒状端部を有するパッキンリングと、前記パッキンリングより高圧部側で前記外側部材の内周面に当接し、前記パッキングにより押圧された状態で設けられ、前記外側部材の内周面と前記外周テーパ面と前記平行筒状端部の外周面とによって圧縮される弾性リングと、前記パッキンリングを低圧部側から押圧し、該パッキンリングより高い降伏強度を有したバックアップリングと、前記バックアップリングを低圧部側から押圧する剛性のボトムリングと、を備え、前記パッキンリングは低圧部側に向かって縮径するテーパ面をさらに有し、前記ボトムリングは高圧部側に向かって縮径するテーパ面を有し、これらパッキンリングの低圧部側テーパ面とボトムリングの高圧部側テーパ面と外側部材内周面とで形成される断面三角形状の環状空間内で、前記バックアップリングは、前記パッキンリングの低圧部側テーパ面に密着する面を下底面部とし、ボトムリングの高圧部側テーパ面および前記外側部材内周面とにそれぞれ密着する面を両側面部とする断面台形状であり、該断面台形状の上底面部は前記ボトムリングの高圧部側テーパ面と外側部材内周面とで断面三角形状の環状空間を形成することを特徴とする超高圧流体封止装置。
IPC (2件):
F16J 15/06 ,  F16J 12/00
FI (2件):
F16J 15/06 L ,  F16J 12/00 D

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