特許
J-GLOBAL ID:200903045793059794

配電系統操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-168390
公開番号(公開出願番号):特開平9-023583
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】 配電系統開閉器の融通送電処理時に送電損失が最小となる開閉器操作手順を作成し設備効率を良くする。【構成】 配電線事故時あるいは作業停電時に生じた健全停電区間又は過負荷解消操作を行うために過負荷量に見合う負荷を持つ区間等の融通対象区間に対して、配電線から融通送電を行うに際し、開閉器操作手順作成手段6により融通対象区間に連係する開閉器、配電線しゃ断器を連係する電気所母線に至る1つ以上の送電ルートを求め、さらにこの各送電ルートの中から電圧降下量が設定値以内の送電ルートを選び、この手段6で選ばれた送電ルートの中から送電損失の最小のものを送電損失判定手段5により選び、更にこの手段5で選んだ送電ルート上の各開閉器に対して開閉器操作指示手段7により開閉操作指示を出力する。
請求項(抜粋):
電気所母線から配電線を導出する配電線しゃ断器の開閉情報および前記配電線を複数の区間に区分あるいは連係する各種開閉器の開閉状態情報、各配電線の負荷電流情報、各区間相互がどのように接続されているかを示すつながり情報等を用いて検出された配電線の事故区間もしくは過負荷状態になっている配電線の過負荷量に見合う負荷を持つ区間、または予め定めてある配電線の作業停電区間等の融通対象区間に対し、これに連係する他の配電線から融通送電を行うようにした配電系統操作装置において、前記融通対象区間から開閉器および配電線しゃ断器を経て電気所母線に至る一つ以上の送電ルートを求め、さらにこの各送電ルートの中から電圧降下量が設定値以内の送電ルートを選ぶ開閉器操作手順作成手段と、この開閉器操作手順作成手段により選ばれた各送電ルート毎に送電距離に基づくインピーダンスおよび電流情報から送電損失を求め、この求められた送電損失の中で最小の送電損失になる送電ルートを選ぶ送電損失判定手段と、この送電損失判定手段で選んだ送電ルート上の前記各開閉器に対して開閉操作指示を出力する開閉操作指示出力手段とを備えた配電系統操作装置。

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