特許
J-GLOBAL ID:200903045802325982

耐衝撃回転管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-336180
公開番号(公開出願番号):特開平5-240384
出願日: 1992年12月16日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、半径方向の力に対する耐久性が大きく、構造が簡単で、従来の回転管継手より軽量の回転管継手を提供することにある。【構成】 ジャーナルを備えたドラム又はロール形式の回転熱交換器用回転管継手であって、継手のハウジングを回転ジャーナルに取り付けることにより、半径方向衝撃力による回転管継手の損傷を最小にできるように構成した回転管継手。本発明の回転管継手では、継手のニップルが静止し且つ流体受入れヘッドに取り付けられており、且つハウジングとニップルとの間には球面ころ軸受が介在されている。熱交換器のジャーナルに隣接して主流体シールが配置されており、シール構成部品、ニップル及びこれらを包囲する構造の間の衝撃力は、流体シールとしても機能する環状弾性滑りリングの使用により吸収される。
請求項(抜粋):
一端を有し回転軸線を構成するジャーナルを備えた回転熱交換器用耐衝撃回転管継手において、軸線をもつボアを備えた環状の組立体プレートと、前記組立体プレートが熱交換器のジャーナルと共に回転できるように組立体プレートを熱交換器のジャーナルに同軸に固定するための、組立体プレートに構成されたジャーナル固定手段と、第1及び第2端部と、軸線をもつボアとを備えた細長い環状ハウジングと、組立体プレートと熱交換器のジャーナルとが回転できるようにハウジングの第1端部を組立体プレートに同軸に取り付けるための、前記ハウジングの第1端部に構成された組立体プレート固定手段と、流体受入れヘッドと、前記ヘッドと連通するように前記ヘッドに取り付けられる外端部及びハウジングの第2端部を通ってハウジングのボア内に延入する内端部を備えた細長い管状ニップルと、ハウジングとニップルとの間に介在された、ハウジングの軸線に対して同心状にニップルを配置するベアリング手段と、組立体プレートの前記ボア内で組立体プレートに取り付けられた第1シール及び前記第1シールにシール係合するニップルの前記内端部に取り付けられた第2シールとを有しており、前記シールが、回転する前記ジャーナル、組立体プレート及びハウジングと、静止する前記ニップル及びヘッドとの間にシール関係を確立することを特徴とする耐衝撃回転管継手。
IPC (2件):
F16L 27/08 ,  F16L 55/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-167587
  • 特開昭61-266894
  • 特開平3-206288

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