特許

J-GLOBAL ID：200903045803240360

自動車用グラスラン

発明者： 林 俊男
出願人/特許権者： 倉敷化工株式会社
代理人 (1件)： 前田 弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-127132
公開番号（公開出願番号）：特開平9-309342
出願日： 1996年05月22日
公開日（公表日）： 1997年12月02日
要約：

【要約】【課題】 取付け作業の能率化を促進しつつ、サッシュ部に対し所定の保持状態に確実に取付け得るようにする。【解決手段】 底部10をサッシュ部2内で車外側にオフセットした位置に配置し、車外側の側壁部11を車内側の側壁部12よりも短くする。車内側の側壁部を、底部の車内側の端部から溝壁22の側に斜めに延びる傾斜部15と、これに連続してガイド面16aが溝壁22に平行に延びるガイド部16と、略直角の角部17a及び凹段部17を形成するクランク形状部18とで構成する。ガイド面を、車外側の側壁部11の外方端部を係合部21aに位置付けた状態で車内側の側壁部12を斜めに配置し係合凸部に対し摺動状態で押し込むことにより内嵌させる際に、その押込み方向と略同一方向に平坦に延びるように形成する。

請求項（抜粋）：

横断面形状が凹溝型のサッシュ部内に内嵌された状態で、底部と、この底部の車内側及び車外側の両端から横断面形状が略コ字状になるようにそれぞれ上記サッシュ部の外方に延びる一対の側壁部と、この一対の側壁部の各先端から上記底部の側に向けて延びる一対のシールリップ部とを一体のものとして備え、上記サッシュ部の車内側の開口縁に車外側に突出する係合凸部が形成されてこの係合凸部に対し係合されて抜け止めされる自動車用グラスランにおいて、底部がサッシュ部内で車外側にオフセットした位置に配置され、車外側の側壁部が横断面形状において車内側の側壁部よりも短く形成され、上記車内側の側壁部は、上記底部の車内側の端部から上記車外側の側壁部に対し離れる側に斜めに延びる傾斜部と、この傾斜部の外方端から屈曲してサッシュ部の外方に延びるサッシュ部取付け用ガイド部と、このガイド部の外方端から上記車外側の側壁部側に略直角に屈曲して上記係合凸部に係合する凹段部とを備えており、上記ガイド部の外表面は、車外側の側壁部の外方端部をサッシュ部の車外側開口縁部に位置付けた状態で車内側の側壁部をサッシュ部の内外方向に対し斜めに配置して上記車内側の側壁部を上記係合凸部に対し摺動状態で押し込むことにより内嵌させる際に、その押込み方向と略同一方向に平坦に延びるように形成されていることを特徴とする自動車用グラスラン。