特許
J-GLOBAL ID:200903045803995701

制動力配分制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-259493
公開番号(公開出願番号):特開平8-099617
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 車両後方の車輪の制動力を調整する制動力配分制御装置に関し、車両が旋回中の制動時においても、簡単且つ安価な手段により振動騒音等を極力抑えつつ制動力配分制御を適切に行なう。【構成】 車輪速度検出手段WSによって各車輪の車輪速度を検出し、これらの検出出力に基づき、駆動手段AMによって液圧制御装置FVを駆動し、車両後方の車輪RWの制動力が車両前方の車輪FWの制動力に対し理想制動力配分に近似するように調整する。また、旋回状態判定手段DMによって車両の旋回状態を判定し、判定結果に応じて弁装置EVを第1位置又は第2位置に切換える。第1位置では液圧発生装置PGと液圧制御装置FVとを直接連通接続する。第2位置では液圧発生装置PGと液圧制御装置FVは液圧制限手段RVを介して接続し、後輪用ホイールシリンダWrのブレーキ液圧を適切に低減する。
請求項(抜粋):
車両前方の車輪に装着し制動力を付与する前輪用ホイールシリンダ及び車両後方の車輪に装着し制動力を付与する後輪用ホイールシリンダと、ブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液を昇圧し前記前輪用及び後輪用ホイールシリンダの各々にブレーキ液圧を付与する液圧発生装置と、該液圧発生装置と少くとも前記後輪用ホイールシリンダとの間に介装し前記ブレーキ液圧を制御する液圧制御装置と、前記車両前方及び車両後方の車輪の各々の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段の検出出力に基づき前記液圧制御装置を駆動し前記車両後方の車輪の制動力を前記車両前方の車輪の制動力に対し所定の関係に調整する駆動手段とを備えた制動力配分制御装置において、前記液圧発生装置の出力ブレーキ液圧を前記車両前方の車輪の制動力に対する所定の関係に基づいて制限する液圧制限手段と、前記車両の旋回状態を判定する旋回状態判定手段と、該旋回状態判定手段の判定結果に応じて、前記液圧発生装置と前記液圧制御装置とを直接連通接続する第1位置、及び前記液圧発生装置と前記液圧制御装置とを前記液圧制限手段を介して接続する第2位置の何れか一方の位置に切換える弁装置とを備えたことを特徴とする制動力配分制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/26 ,  B60T 8/48

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