特許
J-GLOBAL ID:200903045809986259

空気圧式固定具打込機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-159916
公開番号(公開出願番号):特開平6-000780
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 従来の空気圧式釘打機等において、メインピストンの静止位置への復帰の際に無駄に放出されていたメインピストン上面側のシリンダ室からの排気をメインピストンの復帰のために利用することによって、空気消費量の低減を図る。【構成】 空気圧式固定具打込機としての釘打機1は、メインピストン12の復帰の際のピストン上面側のメインシリンダ10からの排気は、メインバルブ15を経由した後、ハウジング2の上部から下部に延びていてその出口35がメインシリンダ10の下部穴14に通じる戻し通路33を通して、メインピストン12の下面に供給され、戻し通路にはチェックバルブ36が設けられている。
請求項(抜粋):
メインシリンダと、メインシリンダ内を往復動するように配置され、下方のノーズにある固定具を打撃する打込部材が連結されたメインピストンと、前記メインシリンダを外側から覆うように設けられて内部に加圧空気を溜める室が形成されたハウジングと、メインシリンダへの加圧空気の供給を阻止する静止位置とメインシリンダ上部からメインピストン上面に加圧空気を供給する発射位置とを移動するメインバルブと、釈放時にはメインバルブを静止位置に位置させ、作動時にはメインバルブを発射位置に位置させるようにメインバルブへの加圧空気を制御するトリガバルブとを備え、トリガバルブを作動させることによって静止位置にあったメインバルブを発射位置に移動させてメインピストンを下方のノーズ側に急激に移動させ、次に、トリガバルブの釈放によって発射位置にあったメインバルブを静止位置に移動させてメインピストン上面への加圧空気の供給を停止するとともに、メインシリンダの下部の穴からメインピストンの下面に加圧空気を供給してメインピストンを復帰させる空気圧式固定具打込機において、前記メインピストンの復帰の際の該ピストン上面側のメインシリンダからの排気は、前記メインバルブを経由した後、ハウジング上部から下部に延びていてその下端側が前記メインシリンダの下部穴に通じる戻し通路を通して、メインピストンの下面に供給されることを特徴とする空気圧式固定具打込機。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-321178
  • 特公昭40-003069

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