特許
J-GLOBAL ID:200903045813361042
結晶の定量方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
久保山 隆
, 中山 亨
, 榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-154241
公開番号(公開出願番号):特開2005-337776
出願日: 2004年05月25日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
【課題】より信頼性の高い検量線を作成する方法およびより定量限界の小さい結晶の定量方法を提供すること。【解決手段】(a)結晶形の異なる二種以上の結晶をそれぞれ独立に粉砕処理するステップと、(b)前記粉砕結晶をそれぞれ所定量ずつ秤量して混合処理を行い、結晶形の含有割合の異なる複数の標準混合粉末を得るステップと、(c)該標準混合粉末の近赤外吸収スペクトルを測定し、各結晶に特徴的なスペクトル領域のピーク強度と、該標準混合粉末中の各結晶形の重量との相関の検量線を作成するステップと、(d)定量すべき結晶混合物を粉砕処理するステップと、(e)前記粉砕処理された結晶混合物の近赤外吸収スペクトルを測定し、各結晶に特徴的なスペクトル領域のピーク強度と、前記ステップ(c)で作成した検量線とから、定量すべき結晶混合物中の各結晶形の含有量を算出するステップを含むことを特徴とする結晶の定量方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(a)結晶形または結晶化度の異なる二種以上の結晶を、それぞれ独立に気流式粉砕機を用いて粉砕処理し、それぞれの粉砕結晶を得るステップと、
(b)前記粉砕結晶を、それぞれ所定量ずつ秤量し、少なくともその外面が弾性体で形成されてなる混合媒体を備えてなる中空容器に入れ、該中空容器を振動もしくは回転せしめることにより、前記粉砕結晶の混合処理を行い、結晶形の含有割合または結晶化度の異なる複数の標準混合粉末を得るステップと、
(c)該標準混合粉末の近赤外吸収スペクトルを測定し、得られた近赤外吸収スペクトル中の各結晶に特徴的なスペクトル領域のピーク強度と、該標準混合粉末中の各結晶形の重量または該標準混合粉末の結晶化度との相関の検量線を作成するステップと、
(d)定量すべき結晶試料を粉砕処理するステップと、
(e)前記粉砕処理された結晶試料の近赤外吸収スペクトルを測定し、得られた近赤外吸収スペクトル中の各結晶に特徴的なスペクトル領域のピーク強度と、前記ステップ(c)で作成した検量線とから、定量すべき結晶試料中の各結晶形の含有量または該結晶試料の結晶化度を算出するステップを含むことを特徴とする結晶の定量方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (13件):
2G059AA01
, 2G059AA03
, 2G059BB08
, 2G059BB15
, 2G059DD01
, 2G059DD05
, 2G059DD20
, 2G059EE01
, 2G059EE12
, 2G059HH01
, 2G059JJ01
, 2G059MM02
, 2G059MM12
前のページに戻る