特許
J-GLOBAL ID:200903045815023640
鋼材の高濃度浸炭焼入方法および高濃度浸炭焼入部品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-137690
公開番号(公開出願番号):特開2002-030338
出願日: 2001年05月08日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 従来より浸炭温度が低くかつ簡単な処理工程により、表面部分硬度,耐摩耗性,耐疲労性,大きな軟化抵抗等の優れた機械的特性が得られ、煤の発生の抑止が容易な鋼材の高濃度浸炭焼入方法を提供し、特に自動車用部品として好適な高濃度浸炭焼入部品を提供する。【解決手段】 高濃度浸炭焼入方法において、鋼材を800〜880°Cの温度で浸炭窒化する浸炭窒化処理工程と、引き続きこの鋼材を前記浸炭窒化温度より高い温度で焼入れする焼入処理工程とを含むこととし、浸炭窒化処理工程において、例えば浸炭雰囲気の炭素(C)濃度を0.7〜1.2%とし、アンモニアガス(NH3)を3〜8%添加して処理することにより、網目状の炭化物をオーステナイトに固溶させ、焼入れによりオーステナイトがマルテンサイトに変態した際に、固溶した炭化物を再析出させて、マルテンサイト内に略均一に粒状に分布させる。
請求項(抜粋):
鋼材を800〜880°Cの温度で浸炭窒化する浸炭窒化処理工程と、引き続きこの鋼材を前記浸炭窒化温度より高い温度で焼入れする焼入処理工程とを含むことを特徴とする鋼材の高濃度浸炭焼入方法。
IPC (5件):
C21D 6/00
, C21D 1/06
, C21D 1/18
, C21D 1/76
, C21D 9/28
FI (7件):
C21D 6/00 P
, C21D 1/06 A
, C21D 1/18 P
, C21D 1/18 Y
, C21D 1/76 M
, C21D 1/76 R
, C21D 9/28 A
Fターム (9件):
4K042AA14
, 4K042BA03
, 4K042BA04
, 4K042CA15
, 4K042DA01
, 4K042DA02
, 4K042DA06
, 4K042DC02
, 4K042DC04
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
機械構造用部品の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-338696
出願人:株式会社神戸製鋼所, 日産自動車株式会社
-
特開昭48-038245
前のページに戻る