特許
J-GLOBAL ID:200903045825147909

中空糸巻体を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-236685
公開番号(公開出願番号):特開平5-214608
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 各処理に好都合な中空糸の割合を有し、所定使用ケースに最適の毛管長さを備え、中空糸を取囲む中間スペースが一様に分割された巻体を製造する方法を提供する。【構成】 ボディ4上に巻付けられるワインディングがボディ4の縦軸線と一定の角度をなすようにし、ボディ4の回転速度と糸案内装置のあや振り速度とを互いに調節して、ボディ4の端部分6,7間の層当り複数の並置第1ワインディング2が形成されるようにし、これらのワインディング2の形成後、前記双方の速度を変化させて、第2ワインディング3を形成する。
請求項(抜粋):
中空糸モジュール製造用の中空糸巻体を製造する方法であって、少なくとも1本の中空糸(1)が、あや振り糸案内装置(8)を介して、円筒形、管形、多面形、その他類似形状のいずれかの形状のボディ(4)上に複数層にワインディングの形式で巻付けられ、しかも、糸案内装置(8)がボディ(4)の縦軸線(5)と実質的に平行に往復動するのに対し、ボディ(4)はその縦軸線(5)を中心として回転し、その結果、ボディ(4)の縦軸線(5)とワインディングが或る角度をなす形式のものにおいて、ボディ(4)の回転速度(回転数)と糸案内装置(8)のあや振り速度とを相互調節して、ボディ(4)の双方の端部分(6,7)の間には、1つの層当り、複数の第1ワインディングが並列されるようにされており、これらのワインディングが、ボディ(4)の縦軸線と角度α1を形成しており、更に、同一の層の互いに隣接する複数の第1ワインディングが、実質的に互いに平行かつ僅かの側方間隔をおいて位置し、かつ上下に重なる層の、隣接する第1ワインディング(2)が、互いに2・α1の交差角度で配置され、更にまた、第1の複数ワインディング(2)のそれぞれが形成されたのち、ボディ(4)の回転速度(回転数)の一時的な加速と、糸案内装置(8)のあや振り速度の減速-場合により停止も含む-の両方又はいずれかを行ない、それぞれ第2のワインディング(2)が、ボディ(4)の第1又は第2の端部分(6;7)に形成され、この第2のワインディング(2)が、ボディ(4)の縦軸線(5)とα2の角度を形成し、この角度α2が角度α1より大であることを特徴とする、中空糸巻体の製造方法。
IPC (2件):
D01D 7/00 ,  B65H 54/28

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