特許
J-GLOBAL ID:200903045826689993

既存建物の免震化工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-094322
公開番号(公開出願番号):特開2000-282695
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 従来に比較して工期を短縮化することができ、免震化対象の既存建物の自重が大きい場合、あるいは、地下階数が多い場合においても、良好に適用しうる免震化工法を提供する。【解決手段】 既存建物1の下方の地盤Gに、杭4を、その杭頭5が、既存建物1の底版3より所定寸法下方に位置するように構築するとともに、当該構築時に、杭頭5に対して、構真柱を、杭頭5上面から既存建物1の底版3に至る位置にまで突出させた状態で埋設しておき、既存建物1の底版3と構真柱の上端とを一体的に接合し、既存建物1の側方および下方の地盤Gを掘削し、既存建物1の底版3の下方に、基礎スラブ6を、底版3と離間させた状態で構築し、基礎スラブ6と底版3との間に免震装置7を介装し、しかる後に、構真柱のうち、既存建物1の底版3と基礎スラブ6との間に位置する部分を撤去する。
請求項(抜粋):
既存建物を免震化するための工法であって、前記既存建物の下方の地盤に、杭を、その杭頭が、前記既存建物の底版より所定寸法下方に位置するように構築するとともに、該構築時に、前記杭頭に対して、柱材を、該杭頭上面から前記既存建物の底版に至る位置にまで突出させた状態で埋設しておき、前記既存建物の底版と前記柱材の上端とを一体的に接合し、前記既存建物の側方および下方の地盤を掘削し、前記既存建物の底版の下方に、基礎スラブを、前記杭頭と一体化させた状態で、なおかつ、前記底版と離間させた状態で構築し、前記基礎スラブと前記底版との間に免震装置を介装し、しかる後に、前記柱材のうち、前記既存建物の底版と前記基礎スラブとの間に位置する部分を撤去することを特徴とする既存建物の免震化工法。
Fターム (3件):
2E176AA00 ,  2E176BB28 ,  2E176BB32

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