特許
J-GLOBAL ID:200903045833712623

蒸発燃料排出抑止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-298931
公開番号(公開出願番号):特開平7-127531
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 吸着剤の利用率を高めてその使用量を増やすことなく、しかもキャニスタに接続されるパージ通路の配置構成を簡単にすることができる内燃機関の蒸発燃料排出抑止装置を提供する。【構成】 仕切り板41により仕切られたキャニスタ26の第1の活性炭室42の上部には、通常時用の第1のチャージ通路27、第2の大気通路28およびパージ通路10が接続されている。第2の活性炭室43の上部には第1の大気通路25が接続されている。これらの連通路48には給油時用の第2のチャージ通路33が接続されている。通常時に蒸発燃料は通常時用の第1のチャージ通路27を介して第1、第2の活性炭室42、43を直列に流れ、給油時に給油時用の第2のチャージ通路33を介して、第1、第2の活性炭室42、43を並行に流れることにより、活性炭の利用効率を高めることができる。
請求項(抜粋):
燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着する吸着剤を収納するキャニスタと、該キャニスタに、給油時以外の時に前記燃料タンクに発生する蒸発燃料を導く第1の導入通路と、前記キャニスタに吸着された蒸発燃料を内燃機関の吸気通路に放出するパージ通路と、前記キャニスタに接続され、大気に連通する第1の大気通路とを備えた内燃機関の蒸発燃料排出抑止装置において、前記キャニスタ内に形成され、前記第1の導入通路及び前記パージ通路が接続される第1の吸着剤室と、前記キャニスタ内に形成され、前記第1の大気通路が接続される第2の吸着剤室と、前記第1の吸着剤室と第2の吸着剤室とを連通する連通路と、前記第1の吸着剤室および第2の吸着剤室に接続され、給油時に前記燃料タンクに発生する蒸発燃料を前記キャニスタに導入する第2の導入通路と、前記第1の吸着剤室に接続され、大気に連通する第2の大気通路と、前記第2の導入通路に設けられ、給油時に開弁する開閉弁とを備えたことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料排出抑止装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 311

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