特許
J-GLOBAL ID:200903045835529176
数値制御装置の工具経路表示方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-288896
公開番号(公開出願番号):特開平6-138934
出願日: 1992年10月27日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 NC装置の工具経路表示方法に関し、サーボ系のパラメータの調整を容易に定量的に設定できサーボ系を最大限高速とし、かつサーボ誤差値を許容値範囲内とするために有用な表示方法の提供を目的とする。【構成】 加工プログラムを読み取り、NC装置内蔵の工具経路表示機能により理想的な工具経路を表示し(ステップS1)、加工プログラムの実行を開始し(ステップS2)、工具を駆動する各軸のサーボ誤差データと工具の移動にともなう各軸の座標データとをサンプリングし記憶し(ステップS3)、加工プログラムが終了か否かを判別し、NOならステップS3へ(ステップS4)移行し、YESなら記憶した工具の実際の移動軌跡に沿った各軸のサーボ誤差データを拡大したデータと各軸の座標データとを加算し(ステップS5)、加算したデータにより実際の工具経路を表示する(ステップS6)各ステップから構成する。
請求項(抜粋):
数値制御装置の工具経路表示方法において、加工プログラムを読み取り数値制御装置内蔵の工具経路表示機能により理想的な工具経路を表示する第1ステップと、前記加工プログラムの実行を開始する第2ステップと、工具を駆動する各軸に対する前記数値制御装置からの速度指令値から前記各軸の位置検出値を減じたサーボ誤差データと、工具の移動にともなう前記各軸の座標データとを、所定のサンプリングタイミングでサンプリングし記憶する第3ステップと、前記加工プログラムが終了か否かを判別し終了しているときは前記第3ステップへ戻る第4ステップと、前記第4ステップの判別結果が未終了のときは前記第3ステップで記憶した、工具の実際の移動軌跡に沿った各軸のサーボ誤差データを拡大したデータと、工具の移動にともなう前記各軸の座標データとを加算する第5ステップと、前記加算したデータにより実際の工具経路を表示する第6ステップと、からなることを特徴とする数値制御装置の工具経路表示方法。
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