特許
J-GLOBAL ID:200903045839336518
既存建物の免震化工法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333667
公開番号(公開出願番号):特開平9-170338
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】施工期間の短縮化、施工費用の低減を図ることが可能な既存建物の免震化工法を提供する。【解決手段】既存建物10の躯体下部10a直下の地盤を根切りして地下空間20を形成し、土中に埋設されている支持杭14の杭頭部14aのみを露出させる。次いで、杭頭部の下部外周に耐圧版30を一体に形成する。次いで、耐圧版の上面と躯体下部との間にジャッキ32を設置し、支持杭が負担している既存建物の垂直荷重をジャッキが受け持つ。次いで、耐圧版の上面から躯体下部まで延在している杭頭部の先端部を解体する。次いで、杭頭部の先端部を解体した位置と躯体下部との間に免震装置46を設置する。次いで、ジャッキによる既存建物の支持を解除し、既存建物の垂直荷重を免震装置を介して前記支持杭に導入する。最後に、ジャッキを地下空間から撤去する。
請求項(抜粋):
既存建物の躯体下部に沿って当該躯体下部の直下の地盤を根切りすることにより地下空間を形成し、この地下空間に前記躯体下部から土中に埋設されている支持杭の杭頭部のみを露出させる工程と、前記地下空間に前記既存建物と縁を切って垂直方向の土止め壁を構築する工程と、前記土止め壁を支える新たな耐圧版を前記支持杭と連結して構築する工程と、前記耐圧版の上面と前記躯体下部との間にジャッキを設置し、前記支持杭が負担している前記既存建物の垂直荷重を前記ジャッキが受け持つ工程と、前記耐圧版の上面から前記躯体下部まで延在している前記杭頭部の先端部を解体する工程と、前記杭頭部の先端部を解体した位置と前記躯体下部との間に免震装置を設置する工程と、前記ジャッキによる前記既存建物の支持を解除し、前記既存建物の垂直荷重を前記免震装置を介して前記支持杭に導入する工程と、前記ジャッキを前記地下空間から撤去する工程と、を備えたことを特徴とする既存建物の免震化工法。
IPC (4件):
E04G 23/06
, E02D 27/34
, E04H 9/02 331
, F16F 15/04
FI (4件):
E04G 23/06 Z
, E02D 27/34 B
, E04H 9/02 331 A
, F16F 15/04 A
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