特許
J-GLOBAL ID:200903045839696840

残留塩素測定方法及び装置並びに残留塩素検出プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235206
公開番号(公開出願番号):特開平10-082761
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 校正液を用いた校正操作等の繁雑な操作を必要とせず、しかも残余電流等に起因する誤差の生ずるおそれがなく、極微量の残留塩素をも正確に測定できる残留塩素測定方法及び装置を提供する。【解決手段】 検水24aに接触させたときに検水に含有する残留塩素量に依存して酸化還元電位が変化する指示電極として第1及び第2の2つの指示電極12,13を設け、これら第1及び第2の指示電極のそれぞれと比較電極11とを含む回路にそれぞれ異なる電圧を印加し、それぞれの回路のポーラロ電流を検知し、その差をとることによって、残余電流等を相殺し、校正液を用いた繁雑な校正操作等を不要にしてただちに正確な測定が行えるようにした。
請求項(抜粋):
測定対象液体に接触させたときに該液体に含有する残留塩素量に依存して酸化還元電位が変化する指示電極と、前記液体に含有する残留塩素量に依存せずに定電位を示す比較電極とを有し、前記指示電極と比較電極とを含む電気回路において前記測定対象液体に含有する残留塩素量に依存して変化する電気的量を測定することによって前記測定対象液体に含有する残留塩素量を求める残留塩素測定方法において、前記指示電極として第1及び第2の2つの指示電極を設け、これら第1及び第2の指示電極のそれぞれと前記比較電極との間に外部からそれぞれ異なる電圧を印加してそれぞれの回路を流れる電流に対応する電気的量を測定できるようにし、前記一方の回路の印加電圧の大きさとして該一方の回路を流れる電流が主として前記測定対象液体に含有する残留塩素量に依存して変化するようになる領域の値に選定し、かつ、前記他方の回路の印加電圧の大きさとして該他方の回路を流れる電流が主として前記測定対象液体に含有する残留塩素以外の残余の含有物質に依存する残余の電流になる領域の値に選定し、前記2つの回路に流れる電流に対応する電気的量の差の値を求めることにより前記測定対象液体に含有する残留塩素量を求めることを特徴とする残留塩素測定方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る