特許
J-GLOBAL ID:200903045845705924

1軸ローラ式のセンターレス研削方法、および同装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174013
公開番号(公開出願番号):特開平8-039403
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 被加工物1の研削仕上面にスクラッチを発生せしめることなくセンターレス研削を施す。【構成】 複数の支持ローラ11a,11b〜が紙面と垂直方向に同心状に配列されている。被加工物1は上記支持ローラと調整砥石3とによって無心的に支承され、該調整砥石3の摩擦伝動により左回り(反時計方向)に回転せしめられる。研削砥石4は被加工物1の周速よりも大きい周速で回転しつつ被加工物1に接触して、これを研削する。上記被加工物1は摩擦伝動によって支持ローラ11a〜を回転させ、両者の間にほとんど滑りを生じない上に、両者の間に異物が滞留しないのでスクラッチの発生が防止される。
請求項(抜粋):
調整砥石と協働して被加工物を支承する支持部材を使用し、上記支持部材と調整砥石とによって被加工物を無心的に支承しつつ調整砥石を回転駆動して被加工物を回転せしめ、回転している被加工物の周速よりも大きい周速で回転しつつある研削砥石を該被加工物に接触せしめて研削するセンターレス研削方法において、前記の支持部材をローラによって構成するとともに、上記ローラを、回転しつつある被加工物と平行な1軸と同心に揃え、該被加工物の回転中心軸と直交する平面による断面図において、該被加工物と前記のローラとを、1個所で点接触せしめることを特徴とする、1軸ローラ式のセンターレス研削方法。

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