特許
J-GLOBAL ID:200903045852998414

三次元造形方法およびそれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-256793
公開番号(公開出願番号):特開平9-076355
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 均一な材質からなり複雑な形状を有する造形物を造形でき、かつ、不要部分の除去が簡単に行え、さらに、安価につき工程も簡単になる三次元造形物の造形方法およびそれに用いる装置を提供することである。【構成】 この発明は、造形物を構成する各薄板における造形物の中空部分に該当する部分は切削除去してしまい、他の不要部分には格子状の切断線を入れて、造形後にこの不要部分をばらばらにすることにより除去しやすくなるようにしている。また、薄板同士の接着を溶剤を用いて薄板の表面を溶解し、その溶解した部分を他の薄板に押圧して溶着することにより行うようになっている。したがって、どのような形状の造形物の造形でもできるようになり、不要部分の除去が容易になるとともに、造形物全体が均一な材質で構成されるようになる。
請求項(抜粋):
台部の上面に樹脂製の薄板を載置し、その造形物形成部分の輪郭を切断するとともに、不要部分の所定箇所を切削や切断したのち、さらに、その薄板の上に他の樹脂製の薄板を接着積層し、その薄板に切削や切断を行うといったことを繰り返すことにより三次元造形物を造形する方法であって、上記薄板における造形物の中空部分に該当する部分は切削除去するとともに、他の不要部分には造形後の不要部除去を容易にするために所定間隔の格子状切断線を入れ、上記薄板同士の接着は、当接する二つの面のうちのいずれか一方の面に溶剤を塗布してその面を溶解した状態で、この薄板同士を重ね合わせ互いに押圧することにより行うことを特徴とする三次元造形方法。
IPC (3件):
B29C 67/00 ,  B29C 65/48 ,  B29L 9:00
FI (2件):
B29C 67/00 ,  B29C 65/48

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