特許
J-GLOBAL ID:200903045865374525

廃水処理制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 清子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205359
公開番号(公開出願番号):特開平10-028992
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 好気性微生物を利用する廃水処理において、処理中または処理後の廃水をサンプリングして測定解析することにより、運転条件を制御する自動運転制御方法及び装置を開発することにより、装置運転の省力化、処理の安定、省エネルギ-を可能にする。【解決手段】 好気性微生物を利用する廃水処理において、曝気処理中の廃水を測定容器(11)にサンプリングし、該廃水中の溶存酸素と、その後新たな廃水の流入を停止した状態で溶存酸素の減少する変化と、その後該廃水に空気を曝気して溶存酸素の増加する変化をそれぞれ溶存酸素計(10)で測定する。該溶存酸素計からのデータをコンピュ-タ装置(22)に入力し該コンピュ-タ装置により汚泥の活性度、未処理のBOD濃度、曝気空気量の過不足等の情報を特定し、目標とする汚泥の活性度、未処理のBOD濃度及び目標とする検査DO曲線パタ-ンと比較して、曝気空気量等の増減を指示または制御する信号を発する。
請求項(抜粋):
好気性微生物を利用する廃水処理において、曝気処理中の廃水をサンプリングし、該廃水中の溶存酸素(以後DO1と称す)を測定し、その後新たなサンプリング廃水の流入を停止した状態で溶存酸素の減少する変化(以後DO2変化曲線と称す)を測定し、その後該廃水に空気を曝気して溶存酸素の増加する変化(以後DO3変化曲線と称す)を測定し、DO1とDO2変化曲線とDO3変化曲線の形状から少なくとも汚泥の活性度、未処理のBOD濃度、曝気空気量の過不足の情報を特定し、目標とする汚泥の活性度、未処理のBOD濃度及び目標とする検査DO曲線パタ-ンと比較して、少なくとも曝気空気量の増減を指示または制御する信号を発することを特徴とする廃水処理制御方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭52-105663

前のページに戻る