特許

J-GLOBAL ID：200903045865691083

オープンキャビン用空調装置

発明者： 福田 和啓 ,  山口 祥一 ,  神谷 博
出願人/特許権者： 株式会社デンソー
代理人 (1件)： 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-131177
公開番号（公開出願番号）：特開平10-175424
出願日： 1997年05月21日
公開日（公表日）： 1998年06月30日
要約：

【要約】【課題】 ほこり、雨、洗車時の水等の室外環境の影響を考慮したオープンキャビン用空調装置を提供する。【解決手段】 吸入口2および吹出口3を空調ケーシング1の上方側に位置させた状態で、下方側にて折り返すようにして略U字状の空気流路7を形成し、蒸発器8を吹出口3の下方に配設するとともに、U字状の略底部にはドレン穴9を形成する。これにより、U字状の底部に溜まった雨水等が逆流して吸入口2または吹出口3から流出することを防止するとともに、U字状の底部に溜まった雨水等を速やかに空調ケーシング1外に排出することができる。

請求項（抜粋）：

運転席が開放されたオープンキャビン型の車両に適用されるオープンキャビン用空調装置であって、空調ケーシング(1)と、前記空調ケーシング(1)に形成され、空気を前記空調ケーシング(1)内に吸入する吸入口(2)と、前記空調ケーシング(1)に形成され、前記吸入口(2)から吸入された空気を前記空調ケーシング(1)外に吹き出す吹出口(3)と、前記空調ケーシング(1)内のうち前記吸入口(2)から前記吹出口(3)に至る空気流路(7)の途中に配設された、冷凍サイクルの蒸発器(8)と有し、前記空気流路(7)は、前記吸入口(2)および前記吹出口(3)を前記空調ケーシング(1)の上方側に位置させた状態で下方側にて折り返すようにして略U字状に形成されており、さらに、前記蒸発器(8)は、前記吹出口(3)より下方側に位置していることを特徴とするオープンキャビン用空調装置。