特許
J-GLOBAL ID:200903045868483600

内燃機関の燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312235
公開番号(公開出願番号):特開平8-226364
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】外向きに開放される弁部材を有し、弁部材の端部に閉鎖部材としての弁部材ヘッドが設けられている燃料噴射弁において、スリーブ及び弁部材の不確実な結合に起因する噴射開口の開放横断面の精度不良を防止する。【解決手段】弁部材ヘッド11に弁体1の弁座面17と協動するシール面13を配置し、弁部材9の弁部材ヘッドに近い区分21にスリーブ19を該区分21の周面に不動に係合して設ける。スリーブ内には多数の噴射開口23が配置され、この噴射開口が弁部材の開放行程の増大に伴って順次開放制御される。弁部材を確実にかつシール作用をもって案内するために、噴射開口に対する供給通路25が弁部材シャフト内の切欠きとして、スリーブで弁部材を案内しかつシールするウエッブ範囲が残されるように形成する。
請求項(抜粋):
外向き開放構造の、内燃機関用の燃料噴射弁であって、弁体(1)の孔(7)内で燃料圧力によって閉鎖ばね(33)の力に抗して摺動可能な弁部材(9)が設けられていて、この弁部材の燃焼室側の端部が弁閉鎖部材を成す弁部材ヘッド(11)を有していて、この弁部材ヘッド(11)が弁体(1)に面した側で、少なくとも間接的に、シール縁を形成するシール面(13)を有していて、このシール面(13)によって弁部材ヘッド(11)が弁体(1)の燃焼室側の端面に設けられた弁座面(17)と協動しており、更に、前記孔(7)内に突入する、弁部材(9)上に配置されたスリーブ(19)が設けられていて、このスリーブ(19)が弁部材(9)の開放行程運動によって開放制御される噴射開口(23)を備えていて、この噴射開口(23)がスリーブ(19)と弁部材(9)との間に形成された、圧力室(29)に接続可能な供給通路(25)に接続されている形式のものにおいて、供給通路(25)が、弁部材ヘッド(11)に近い弁部材(9)の区分(21)に設けられた、スリーブ(19)に重なる少なくとも1つの切欠きによって形成されており、スリーブ(19)が前記区分(21)の周面に不動に係合しかつ弁体(1)内で弁部材ヘッド(11)の軸方向のガイドを成していることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射弁。
IPC (3件):
F02M 61/10 ,  F02M 61/08 ,  F02M 61/18 320
FI (3件):
F02M 61/10 W ,  F02M 61/08 D ,  F02M 61/18 320 Z

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