特許
J-GLOBAL ID:200903045873713444

ボールペン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-319173
公開番号(公開出願番号):特開平11-139068
出願日: 1997年11月06日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 ボールペンにおけるインクがまだ残っているにもかかわらずペン先の内部の磨耗によって筆記不能となってしまう問題の解決、及び特に中性ボールペンで見られる金属や顔料の摩耗や目詰まりしやすいインクを使用した場合の筆記不良の問題、磨耗によるボール飛びなどの問題を特別なインクや複雑な機構や高価な材質を必要とせずに解決すると共に、汎用性のあるペン先部材を提供することで安価で高性能なボールペンへの改良を課題とする。【解決手段】 内部にはインクをペン先まで導通させる複数のチャンネル外接円径Aとその深さLとの間に0.2XA<L<Aという関係とした。さらに、内部のテーパー面の角度を60 ゚から90<HAN> ゚</HAN>とすることでチップ製造時のバラツキが無くなる。さらに逆流防止機構との組み合わせでは効果が大きい。
請求項(抜粋):
先端より臨出した状態で回転可能に遊嵌されたボールが、先端側にはカシメによって後端側には受け座によってそれぞれ前後退の移動規制されており、内部には後端側からインクを導出するインク孔を有するペン先と、0.05μm〜15μmの平均粒径を有する微粉体(顔料)を分散させたインクを直接補蔵するインク収容管とを有するボールペンに於いて、筆記時にボールが受け座に当接してインク孔が塞がれても筆記用インクをペン先の先端外部まで導出させるために、受け座とインク孔を連通する複数の溝によって構成されるチャンネル溝がインク孔側に連通しており、かつチャンネル溝の最大長さ(L)がチャンネルの外接円最大外径(A)との間に関係式(0.2XA<L<A)が満足する事を特徴とするボールペン。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 塗布具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-187464   出願人:三菱鉛筆株式会社

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