特許
J-GLOBAL ID:200903045878989570
トルエンジイソシアネートの混合物を精製するための方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
河宮 治
, 鮫島 睦
, 玄番 佐奈恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-168866
公開番号(公開出願番号):特開2004-155761
出願日: 2003年06月13日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】トルエンジイソシアネートの改良された回収、精製方法を提供する。【解決手段】トルエンジイソシアネートを精製する方法において、インターチェンジャーで上流側蒸留カラムから回収される蒸気を用いて、下流側蒸留カラムのボトム生成物または下流側蒸留カラムに送られるフィードを再沸する。2重量%よりも少ないホスゲンを含んで成る未精製蒸留フィードは、3つの生成物フラクションP1〜P3、および場合によっては、第4のフラクションP4に分留される。P1はホスゲンおよび/または低沸点物が濃縮した非凝縮性ガス・ストリームであり、P2は溶剤が濃縮した生成物であり、P3はトルエンジイソシアネートを含んで成る高沸点物が濃縮したボトム生成物であり、P4は高沸点物および反応残留物が少ないトルエンジイソシアネートが濃縮したストリームである。【効果】トルエンジイソシアネートの回収、精製方法において、エネルギー的に効率良く運転することにより、全製造コストを低くできる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
トルエンジイソシアネート、有機溶剤および2重量%よりも少ないホスゲンを含んで成る未精製蒸留フィードを、直列に接続された上流側蒸留カラムとインターチェンジャーと下流側蒸留カラムとを有して成る内部熱交換型システムで分留することによってトルエンジイソシアネートを精製する方法であって、
インターチェンジャーで上流側蒸留カラムから回収される蒸気を用いることによって、下流側蒸留カラムのボトム生成物または下流側蒸留カラムに送られるフィードを再沸し、
2重量%よりも少ないホスゲンを含んで成る未精製蒸留フィードを、
P1がホスゲンおよび/または低沸点物が濃縮した非凝縮性ガス・ストリームであり、
P2が溶剤が濃縮した生成物であり、
P3がトルエンジイソシアネートを含んで成る高沸点物が濃縮したボトム生成物である
3つの生成物フラクションP1〜P3、と場合によっては、
P4が高沸点物および反応残留物の少ないトルエンジイソシアネートが濃縮したストリームである、第4のフラクションP4とに分留する方法。
IPC (3件):
C07C263/20
, B01D3/14
, C07C265/14
FI (3件):
C07C263/20
, B01D3/14 A
, C07C265/14
Fターム (20件):
4D076AA05
, 4D076AA16
, 4D076AA24
, 4D076BB19
, 4D076BB27
, 4D076CB02
, 4D076CB03
, 4D076CB07
, 4D076CB08
, 4D076DA35
, 4D076HA11
, 4D076JA01
, 4D076JA03
, 4H006AA02
, 4H006AD11
, 4H006BB11
, 4H006BB12
, 4H006BB15
, 4H006BB18
, 4H006BD82
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