特許
J-GLOBAL ID:200903045882975680

可変構造PI制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-030557
公開番号(公開出願番号):特開平5-233007
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 制御対象に指示値として入力される設定入力と該制御対象との偏差をP(比例)及びI(積分)補償することにより、制御対象の動作を安定化するPI制御装置において、比例ゲイン(KP )および積分ゲイン(KI )を可変とすることにより制御対象のパラメータ変動に対してロバストな制御を実現する。【構成】 eと比例ゲインKP ,積分ゲインKI とを格別な関係式【数1】KP =KP 1 -KP 2 exp (-KP 3 |e|) ----(1)KI =KI 1 exp (-KI 2 |e|) ----(2)により変化させるようにしたものであって、e=0の近辺では比例ゲインKP を小さくし、積分ゲインKI を大きくすることから、指令変化や持続外乱に対して安定で高応答な修正ができる。また、偏差eの大きい領域では、比例ゲインKPを大きくし、積分ゲインKI を小さくすることで、高応答な修正ができる。
請求項(抜粋):
制御対象に指示値として入力される設定入力と該制御対象の偏差をP(比例)及びI(積分)補償することにより、制御対象の動作を安定化するPI制御装置において、比例ゲイン(KP )および積分ゲイン(KI )を、次の関係式【数1】KP =KP 1 -KP 2 exp (-KP 3 |e|)KI =KI 1 exp (-KI 2 |e|)ここにeは偏差を表し、KP 1 ,KP 2 ,KP 3 ,KI 1 ,KI 2 は正の定数である。により変化させることを特徴とする変換構造PI制御装置。

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