特許
J-GLOBAL ID:200903045888281052

チューブ包装体の保護兼吐出補助用具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 征郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299515
公開番号(公開出願番号):特開平10-120045
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 高粘度瞬間接着剤が充填されたチューブ容器からなるチューブ包装体の確実な保護が達成できると共に、操作性がよく、ソフトなタッチで適量の吐出を切れよく行うことができ、チューブ内の使用残量も極めて少なく、外観上もコンパクトでかつすっきりとしていて、コスト的にも過大にならないチューブ包装体の保護兼吐出補助用具を提供することを目的とする。【解決手段】 挟持部材(2) と外装ケース(3) とからなる。挟持部材(2) は、2つのヘラ部(21), (21)がヒンジ部(22)を介して二つ折り可能に連設された構造を有し、そのヘラ部(21), (21)の外面側には押しボタン(23), (23)を突出形成してあり、またヒレ状のリブ(24), (24)を形成してある。外装ケース(3) は、2つの分割ケース(31), (31)が、ヒンジ部(32)を介して二つ折り可能に連設されると共に、互いに係合固定できるた構造を有している。分割ケース(31), (31)には窓(33), (33)が設けられている。
請求項(抜粋):
高粘度瞬間接着剤(1A)が充填されたチューブ容器(1B)からなるチューブ包装体(1) を保護すると共に、該チューブ包装体(1) からの高粘度瞬間接着剤(1A)の吐出を容易にするための保護兼吐出補助用具であって、該保護兼吐出補助用具は、挟持部材(2) と外装ケース(3) とからなること、前記挟持部材(2) は、2つのヘラ部(21), (21)がヒンジ部(22)を介して二つ折り可能に連設された構造を有し、かつ二つ折り姿勢におけるヘラ部(21), (21)の外面側には押しボタン(23), (23)を突出形成してあること、前記外装ケース(3) は、挟持部材(2) によって底部側から胴部を挟持された状態のチューブ包装体(1) の底部側より肩部までの部分を収容するための2つの分割ケース(31), (31)が、独立に分かれた構造またはヒンジ部(32)を介して二つ折り可能に連設された構造を有し、かつ両分割ケース(31), (31)を合したときには互いの間で係合固定できる構造となっており、また分割ケース(31), (31)には、収容された挟持部材(2) の押しボタン(23), (23)が位置する部位に窓(33), (33)が設けられていること、を特徴とするチューブ包装体の保護兼吐出補助用具。

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