特許
J-GLOBAL ID:200903045901176336

超音波センサー用防塵フード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-199284
公開番号(公開出願番号):特開平11-030548
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 超音波センサーの送受信面に対する粉塵の付着を防止し、かつ超音波を阻害することなく連続測定を可能とする防塵フードの提供。【解決手段】 超音波センサーに一体的に取付ける円筒状のフードを二重構造にし、該フードの内側から中心へ向けてパージガスを連続的に噴出させてセンサーの超音波送受信面の直前にエアカーテンを形成する構造とし、このフード内に侵入した粉塵を前記エアカーテンにより遮り、センサーの超音波送受信面への付着を防止する。【効果】 パージ中でも超音波を減衰させたり吹き飛ばすことなく、超音波送受信面への粉塵の付着を防止できるので、連続して安定的に測定することができる。
請求項(抜粋):
超音波センサーの送受信面をパージガスにて防塵するための超音波センサー用防塵フードであって、断面形状が凹形で、水平面中央にセンサー取付孔を設けた円筒体からなる外筒と、同じく断面形状が凹形で、水平面中央に前記センサー取付孔より大径の窓孔を有し、前記外筒より小さいサイズの円筒体からなる内筒とからなり、前記外筒と内筒の各水平面との間に前記センサー取付孔を囲む環状の空隙が形成されるごとく外筒と内筒を同心上に配置するとともに、内筒の外端部と外筒内周面との間を密閉固着して、外筒と内筒との間に前記環状の空隙と連通する環状の空間を形成した二重構造のフードからなり、該二重構造のフードの外筒に前記環状の空間にパージガスを導入するパージガス配管が接続され、該パージガス配管より前記環状の空間に導入されたパージガスが前記環状の空隙よりセンサー取付孔の開口面とほぼ平行に中心方向に均一に噴出して当該センサー取付孔の開口面を覆うエアカーテンを形成する構造となしたことを特徴とする超音波センサー用防塵フード。

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