特許
J-GLOBAL ID:200903045910139141

トンネルの裏込注入材の注入用具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西沢 茂稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-217408
公開番号(公開出願番号):特開2003-027891
出願日: 2001年07月18日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 トンネル現場においては、パイプの一端にネジ切りをする必要がなく、また、パイプはその一端を基部の円筒部に差し込むだけでよく、作業にあまり時間がかからず、効率のよい裏込注入材の注入用具を提供する。【解決手段】 基部11の円筒部14の内壁または外壁に同じ高さで複数の17等突部を設け、パイプ12に突部17等が嵌入しうる孔を設けるか、パイプ12の外壁に突部17等を嵌入しうる凹部19または溝を設け、パイプ12を円筒部14に挿入して突部17等を凹部19、孔または溝に嵌入させて、パイプ12と円筒部14と結合して注入用具10を構成し、パイプ12と円筒部14とをトンネルの孔に挿入し、フランジ15をトンネル壁に当接し、ボルトで固定し、円筒部14の下方開口から裏込注入材を空洞に注入した後、円筒部14の下方開口にネジ栓13を螺着する。
請求項(抜粋):
円筒の内面に、該円筒の軸線方向下方へ同じ高さで、複数の突部を設け、かつ、内面下部にネジ溝を設けた円筒部の下端に、ボルト孔を有するフランジ部を設けた基部と,前記基部の円筒部内に嵌挿しうる直径のパイプであって、該パイプの一方の端部外面に、前記基部の円筒部の突部に対応し、該突部を嵌入しうる孔、凹部、または、溝を設けてなるパイプと,前記基部の円筒部の下方開口より螺入し取りつけうるネジ栓と,よりなり、前記基部の円筒部内に、前記パイプの孔、凹部、または溝を設けた部分を差込んで、該孔、凹部、または溝に前記円筒部の突部を嵌入させて円筒部とパイプとを係合し、前記円筒部とパイプとをトンネル壁に設けた孔に挿入してパイプをトンネル壁の外面に接する空洞内へ挿入し、前記基部のフランジをトンネル壁に当接させ、該フランジ部のボルト孔にボルトを打ち込んで基部をトンネル壁に固定し、円筒部の下方開口よりパイプを通ってモルタルまたはコンクリートの裏込注入材を前記空洞内に注入充填し、前記ネジ栓を円筒部下方開口より螺入して該開口を塞ぐことを可能とする、裏込注入材の注入用具。
IPC (3件):
E21D 11/00 ,  F16L 1/00 ,  F16L 1/024
FI (3件):
E21D 11/00 A ,  F16L 1/00 Z ,  F16L 1/02 D
Fターム (4件):
2D055JA01 ,  2D055JA02 ,  2D055LA14 ,  2D055LA16

前のページに戻る