特許
J-GLOBAL ID:200903045912831093

遺伝子検査装置及び遺伝子検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999003209
公開番号(公開出願番号):WO2000-077253
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2000年12月21日
要約:
【要約】本発明の試料調製装置(50)は,細胞を懸濁させた緩衝液が注入される上部開口と,廃液を流出させる下部開口とを結ぶ流路を有し,上部開口から下部開口の方向に流路にそれぞれ順次配置される,細胞を捕捉する第1のフィルタ(110)と,上部開口から注入された変性剤により細胞から溶出されたポリヌクレオチドを捕捉し,蛍光標識されたPCR用のプライマーを含みポリヌクレオチドの所望の塩基配列の部分のコピーを増幅させるPCR増幅反応のための試薬を含むPCR増幅反応溶液を保持する第2のフィルタ(130)と,疏水性の第3のフィルタ(140)とを有する試料調製ユニット(100)と,試料調製ユニットを保持する保持手段(200)と,PCR増幅反応溶液の温度を制御する手段(210)とを具備する。検体試料の前処理から,PCR増幅,PCR産物の検出までの各工程を,連続して実行でき,各工程の間でのコンタミネーションを防止でき,多検体の同時処理を容易にする。
請求項(抜粋):
細胞を懸濁させた緩衝液が注入される上部開口と,廃液を流出させる下部開口とを結ぶ流路を有し,前記上部開口から前記下部開口の方向に前記流路にそれぞれ順次配置される,前記細胞を捕捉する第1のフィルタ(110)と,前記上部開口から注入された変性剤により前記細胞から溶出されたポリヌクレオチドを捕捉し,蛍光標識されたPCR用のプライマーを含み前記ポリヌクレオチドの所望の塩基配列の部分のコピーを増幅させるPCR増幅反応のための試薬を含むPCR増幅反応溶液を保持する第2のフィルタ(130)と,疏水性の第3のフィルタ(140)とを有する試料調製ユニット(100,100’)を1又は複数具備し,前記試料調製ユニットを保持する保持手段(200,200’)と,前記PCR増幅反応溶液の温度を制御する手段(210,210’)とを具備する試料調製装置(50.50’,50”)と,前記コピーを標識する前記蛍光標識を励起するレーザ光(380)を,前記第2のフィルタにほぼ垂直又はほぼ平行な方向から前記PCR増幅反応溶液に照射する照射手段(370,380,385,31)と,前記コピーを標識する前記蛍光標識からの蛍光(395)を,前記第2のフィルタにほぼ垂直な方向から検出する検出手段(385,390,400)とを有することを特徴とする遺伝子検査装置。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12M 1/00
FI (2件):
C12Q 1/68 A ,  C12M 1/00 Z

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