特許
J-GLOBAL ID:200903045918852882

長い分岐を有するオレフィン重合体並びにそのための方法及び触媒系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-175724
公開番号(公開出願番号):特開2000-034314
出願日: 1999年06月22日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 高度な長鎖分岐と改善された触媒活性/効率との望ましい組み合わせを有する、EPDMターポリマーのような、オレフィン重合体を製造するために有利に使用できるで改良された触媒系を開発することが望まれている。【解決手段】 バナジウムを含有し、但しバナジウムに直接結合するハロゲンを有しない化合物を含んで成る触媒、ハロゲン対アルミニウムモル比が約1〜約2の範囲である有機アルミニウム共触媒、及び式I:【化1】[式中、R1、R2、R3、R4及び-C(O)OR1部分は、明細書中に定義された通りである]を有する活性化剤を含んで成る触媒系の存在下でオレフィンモノマーを重合させる段階を含んで成る長鎖分岐を有するオレフィン重合体の製造方法を提供する。
請求項(抜粋):
長鎖分岐を有するオレフィン重合体の製造方法であって、バナジウムを含有し、但しバナジウムに直接結合するハロゲンを有しない化合物を含んで成る触媒、ハロゲン対アルミニウムモル比が約1〜約2の範囲である有機アルミニウム共触媒、及び式I:【化1】[式中、R1は、置換されているか又は未置換のC1〜C10のアルキル、置換されているか未置換のC5〜C20のアリール基及び置換されているか未置換のC3〜C20のシクロアルキル基を含んで成る群から選ばれ、但し-C(O)OR1部分は、炭酸誘導体、ケト基及びニトリル基を含んで成る群から選ばれる一員によって置換されてもよく、R2、R3及びR4は、同じであっても異なっていてもよくそして各々が以下の群:(a)R1、(b)ハロゲン、及び(c)水素、置換されているか又は未置換のC1〜C10のアルキル、置換されているか未置換のC5〜C20のアリール基、置換されているか又は未置換のC1〜C10のアルキルオキシ基、置換されているか又は未置換のC5〜C20のアリールオキシ基、又はC(O)OR7(ここにR7はC1〜C20の炭化水素基である)の中の1種から選ばれ、但し、(i)R2、R3及びR4の少なくとも1種は群(b)から選ばれ、そして(ii)式(I)を有する活性化剤において以下のすべてを満足することはない:R1がC1〜C6のアルキル基であり、R2がC1〜C6のアルキル基又はC1〜C6のアルコキシ基であり、R3が塩素、臭素又は水素でありそしてR4が塩素又は臭素である]を有する活性化剤を含んで成る触媒系の存在下でオレフィンモノマーを重合させる段階を含んで成る方法。
IPC (2件):
C08F 4/68 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/68 ,  C08F 10/00

前のページに戻る