特許
J-GLOBAL ID:200903045919590865

金銭処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-081113
公開番号(公開出願番号):特開2000-222629
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 複数紙幣の一括投入を可能とし、識別可能紙幣と識別不能紙幣、および出金紙幣とリジェクト紙幣の区別が明確であり、入金動作の中断および出金処理時間の増加を防ぐことを目的とする。【解決手段】 入庫紙幣分離繰り出し部11により複数枚の紙幣を一括して投入することを可能にし、この入庫紙幣分離繰り出し部11から繰り出された紙幣を識別する入庫紙幣識別部12と、リジェクトゲート23と、リジェクト搬送部24と、紙幣リジェクト口5とを備えて、識別不能の紙幣を紙幣リジェクト口5に返却する構成にした。これにより、入金動作中において、入庫紙幣に識別不能の紙幣が混入していた場合、その紙幣を紙幣リジェクト口5に出すことで、入金動作を継続して行うことができ、また、循環式収納庫14に識別不能の紙幣が混在しないため、出金処理時間が長くなることはない。
請求項(抜粋):
貨幣の入出金処理を行う金銭処理装置において、複数枚の紙幣を一括で投入可能な一括紙幣挿入口と、前記一括紙幣挿入口に投入された紙幣を1枚ずつ分離して繰り出す入庫紙幣分離部と、前記入庫紙幣分離部より繰り出された紙幣を搬送する入庫紙幣搬送部と、前記入庫紙幣搬送部による紙幣搬送の途中で紙幣の真偽および金種を識別する入庫紙幣識別部と、前記入庫紙幣識別部で真札でかつ金種識別ができた紙幣を順次積み重ねて収納し、出金時には収納された紙幣を1枚ずつ分離して繰り出す出庫紙幣分離繰り出し部を有する循環式収納庫と、前記入庫紙幣識別部で識別不可の紙幣を返却する紙幣リジェクト口と、前記入庫紙幣識別部による識別結果に応じて前記入庫紙幣搬送部により搬送された紙幣の搬送方向を前記循環式収納庫または前記紙幣リジェクト口のいずれかに切り替える第1の切替ゲートと、前記第1の切替ゲートから前記紙幣リジェクト口へ紙幣を搬送するリジェクト搬送部と、前記出庫紙幣分離繰り出し部より繰り出された紙幣を搬送する出庫紙幣搬送部と、前記出庫紙幣搬送部による紙幣搬送の途中で紙幣の金種を識別する出庫紙幣識別部と、前記出庫紙幣搬送部により搬送された紙幣を放出する紙幣出金口と、前記出庫紙幣識別部による識別の結果に応じて前記出庫紙幣搬送部により搬送された紙幣の搬送方向を前記紙幣出金口または循環式収納庫のいずれかに切り替える第2の切替ゲートと、前記第2の切替ゲートからの紙幣を前記紙幣出金口へ搬送する出金搬送部と、前記第2の切替ゲートにて前記循環式収納庫の方向に切り替えられた紙幣を前記循環式収納庫へ搬送する紙幣帰還搬送部と、前記紙幣出金口へ出庫されることのない紙幣を順次積み重ねて収納する紙幣収納庫と、前記出庫紙幣識別部による識別の結果に応じて前記紙幣帰還搬送部によって搬送されている紙幣の搬送方向を前記紙幣収納庫または循環式収納庫のいずれかの搬送方向に切り替える第3の切替ゲートと、前記第3の切替ゲートから前記紙幣収納庫へ紙幣を搬送する収納搬送部と、装置前面パネルの前記紙幣収納庫と相対する位置に設けた扉と、を有する紙幣処理部を備えていることを特徴とする金銭処理装置。
IPC (2件):
G07D 13/00 ,  G07F 19/00
Fターム (7件):
3E040AA01 ,  3E040BA07 ,  3E040BA20 ,  3E040FC03 ,  3E040FC08 ,  3E040FG01 ,  3E040FL10
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 貨幣入出金機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-194494   出願人:富士電機株式会社
  • 自動取引装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-204718   出願人:株式会社東芝
  • 特開平4-188292
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