特許
J-GLOBAL ID:200903045923205321
モータ駆動回路
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230819
公開番号(公開出願番号):特開平10-075595
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 3相の駆動コイルをバイポーラ駆動又はユニポーラ駆動と切り換えて電流供給を行うモータ駆動回路をユニポーラ駆動で使用している際、駆動コイルの逆起電圧によって電源変動が生じるのを防止する。【解決手段】 電源VCCと3相の駆動コイル1、2、3に対応するソース側トランジスタ4、9、14の共通コレクタとの間にダイオード23を設けた。これにより、各駆動コイル1、2、3に接続されたシンク側トランジスタ5、10、15が順次オンからオフに移行した場合でも、駆動コイル1、2、3の逆起電圧に起因してソース側トランジスタ4、9、14が逆トランジスタとして又はブレークダウンして電源VCC側に電流を流そうとしても、ダイオード23によって阻止され、電源VCCの変動を防止できる。
請求項(抜粋):
3相の駆動コイルに定められた順序で電流を供給してモータをバイポーラ駆動する為、前記3相の各駆動コイル毎に設けられたソース側トランジスタ及びシンク側トランジスタと、前記3相の駆動コイルに定められた順序で電流を供給して前記モータをユニポーラ駆動する為、前記3相の駆動コイルに共通に設けられた電源側トランジスタと、前記モータをバイポーラ駆動する時、前記電源側トランジスタをオフすると共に前記3相の駆動コイルに定められた順序で電流が流れる様に前記ソース側トランジスタ及び前記シンク側トランジスタをオンオフ制御し、前記モータをユニポーラ駆動する時、前記ソース側トランジスタをオフすると共に前記3相の駆動コイルに定められた順序で電流が流れる様に前記電源側トランジスタ及び前記シンク側トランジスタをオンオフ制御し、前記モータのバイポーラ駆動及びユニポーラ駆動を切り換える制御回路と、を備えたモータ駆動回路であって、前記モータをユニポーラ駆動する際、所定の駆動コイルにおいて、前記シンク側トランジスタがオンからオフしたことにより当該駆動コイルに生じる逆起電圧の影響を受けて当該シンク側トランジスタに対応する前記ソース側トランジスタがオンして当該駆動コイルの出力点から電源に向かって電流が流れてしまうのを防止するダイオード手段を、設けたことを特徴とするモータ駆動回路。
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