特許
J-GLOBAL ID:200903045926135685

ブレーカ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-083009
公開番号(公開出願番号):特開2002-279862
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2002年09月27日
要約:
【要約】【課題】 主回路が閉じている状態のままで短絡プラグが電極対から抜かれるのを防止する。【解決手段】 主回路を開く際にレバー22を回動させると、被ガイド部27が勢い余って直線状ガイド部17Aを通過してオーバーストローク部17Cに嵌合し、短絡プラグ20の離脱が規制されるので、被ガイド部27が直線状ガイド部17Aに位置するまでレバー22を戻す必要がある。よって、レバー22の回動によりリレー回路が開作動を開始してから、短絡プラグ20が電極対12から抜かれるまでの間の時間が長くかかるので、リレー回路の開作動が開始してから主回路が開くまでにタイムラグがあっても、主回路が閉じた状態のままで短絡プラグ20が電極対12から抜かれる虞はない。
請求項(抜粋):
スイッチング手段により開閉される主回路に一対の電極を直列に設け、その電極対に短絡プラグを抜き差しすることにより前記スイッチング手段の開閉作動とは独立して前記電極間の通電を許容又は阻止できるようにしたものであって、前記短絡プラグにレバーを通電許容姿勢と通電阻止姿勢との間で回動可能に設けると共に、前記電極対を収容するケースに前記レバーの回動姿勢を検知する検知手段を設け、その検知手段により前記レバーが前記通電許容姿勢にあることを検知して前記主回路の前記スイッチング手段を閉作動させ、前記レバーが通電許容姿勢から通電阻止姿勢側へ回動したことを検知して前記短絡プラグが前記電極対間から抜かれるのに先立ち前記スイッチング手段を開作動させるようにしたものにおいて、前記ケースには、前記電極対に対する前記短絡プラグの着脱方向と平行な直線状ガイド部と、この直線状ガイド部から略直交する方向へ延出する弧状ガイド部と、前記直線状ガイド部における前記弧状ガイド部との連通部から前記弧状ガイド部とは反対側へ延出するオーバーストローク部とが形成され、前記レバーには、前記レバーの回動中心と同心に設けられ、前記電極対に対する前記短絡プラグの着脱に伴って前記直線状ガイド部に沿って移動する回動支点部と、この回動支点部から離間した位置に設けられ、前記短絡プラグが前記電極対に嵌合した状態では、前記直線状ガイド部に嵌合されている前記回動支点部を中心として前記レバーが通電許容姿勢と通電阻止姿勢との間で回動するのに伴って前記弧状ガイド部に沿って移動するとともに、前記レバーが通電阻止姿勢から通電許容姿勢とは反対側へ回動するのに伴って前記オーバーストローク部に沿って移動する被ガイド部とが設けられており、前記回動支点部と被ガイド部の双方が前記直線状ガイド部に嵌合されている状態では、前記短絡プラグの前記電極対からの離脱が許容されるが、前記被ガイド部が前記弧状ガイド部又はオーバーストローク部に嵌合されている状態では、その嵌合作用によって前記短絡プラグの前記電極対からの離脱が規制される構成としたことを特徴とするブレーカ装置。
IPC (3件):
H01H 31/24 ,  H01H 31/02 ,  H01H 85/22
FI (3件):
H01H 31/24 ,  H01H 31/02 E ,  H01H 85/22 G
Fターム (5件):
5G502AA01 ,  5G502BA04 ,  5G502CC14 ,  5G502FF01 ,  5G502FF10

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