特許
J-GLOBAL ID:200903045927268913

静圧軸受支持のガイドローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-330472
公開番号(公開出願番号):特開平11-159533
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 構成部品点数を少なくできて構造のシンプル化が可能で、かつ、コストダウンが図れ、しかも、エアハンマ現象の発生を抑えて安定した回転性能が得られるとともに、軽量・低慣性モーメントで、かつ、焼付き防止する。【解決手段】 固定軸1の小径軸部をローラ7より両側のスラスト軸受すき間6分長く形成し、その軸端部を平滑に仕上げて端面にスラスト板3を取付けるとともに、固定軸1の小径軸部の端縁に糸面取り1aを設けるとともに、ローラ7を多孔質材料を製作してその外周面に圧縮空気が漏れないように金属または樹脂の含浸、メッキ、塗布及び溶射のいずれか或いは夫々を併用した表面処理を施し、更に、ラジアル軸受すき間5とスラスト軸受すき間6の境界部に外部に連通する排気通路9,10を設けた。また、ローラ7をカーボンで製作したり、或いは、固定軸1の段部端面、スラスト板3の固定軸1の段部端面と対向する端面及び固定軸1の小径軸部外周面に二酸化モリブデンを主成分とする表面処理を施した。
請求項(抜粋):
内部に給気通路を有する段付き構造の固定軸の小径軸部に、その固定軸の段部端面と軸方向に間隔をあけて対向するスラスト板を設け、これと上記固定軸の段部端面及び小径軸部外周面とで形成される円周状の空隙部に、円筒状のローラを、そのローラの内周面と固定軸の小径軸部外周面の間及びガイドローラの両端面と固定軸の段部端面及びスラスト板の固定軸の段部端面と対向する端面の間に夫々ラジアル軸受すき間及びスラスト軸受すき間を設けて嵌合し、そのラジアル軸受すき間に上記給気通路を連通させた静圧軸受支持のガイドローラにおいて、上記固定軸の小径軸部をローラより両側のスラスト軸受すき間に相当する長さ分長く形成し、その軸端部を平滑に仕上げて端面にスラスト板を取付けるとともに、上記ローラを多孔質材料で製作してその外周面に圧縮空気が漏れないように金属または樹脂の含浸、メッキ、塗布及び溶射のいずれか或いは夫々を併用した表面処理を施したことを特徴とする静圧軸受支持のガイドローラ。
IPC (2件):
F16C 32/06 ,  F16C 13/02
FI (2件):
F16C 32/06 Z ,  F16C 13/02

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