特許
J-GLOBAL ID:200903045930681562
生化学特異的結合反応を利用する試料物質の検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-150019
公開番号(公開出願番号):特開2002-340892
出願日: 2001年05月18日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 高精度かつ高感度での生体起因物質もしくはその複製物などの試料物質の生化学特異的反応を介する検出を可能にする検出方法を提供する。【解決手段】 隔壁により区画された複数の領域のそれぞれに配置された多孔性構造体とから構成された複合材料シートの各多孔性構造体に試料物質と生化学特異的反応に結合し得るプローブ分子を付着させた検出用シート、そして該検出用シートの多孔性構造体の存在位置のそれぞれに対応する位置に互いに独立して設けられた複数の蓄積性蛍光体層を有する蓄積性蛍光体シートを用意し、これらを利用して放射線像記録・再生方法を実施する。
請求項(抜粋):
シート平面を二次元方向に細分区画する隔壁と、該隔壁により区画された複数の領域のそれぞれに配置された多孔性構造体とから構成された複合材料シートの各多孔性構造体に試料物質と生化学特異的反応を介して結合し得るプローブ分子を付着させてなる検出用シート、そして該検出用シートの多孔性構造体の存在位置のそれぞれに対応する位置に互いに独立して設けられた複数の蓄積性蛍光体層を有する蓄積性蛍光体シートとを用意する工程;該検出用シートと放射性標識を持つ試料物質とを、水性媒体の存在下で接触させて、該試料物質を検出用シートのプローブ分子に生化学特異的に結合させる工程;該検出用シートと上記蓄積性蛍光体シートとを、検出用シートの各多孔性構造体領域と蓄積性蛍光体シートの各蓄積性蛍光体層とが対向する位置関係となる配置にて重ね合せ、この重ね合せた状態にて放置することにより、検出用シートの多孔性構造体領域に結合固定された試料物質の放射性標識より発せられる放射線エネルギーを蓄積性蛍光体シートの蓄積性蛍光体層に吸収蓄積させる工程;放射線エネルギーを吸収蓄積した蓄積性蛍光体シートに励起光を照射して、該蓄積性蛍光体シートの蓄積性蛍光体層のそれぞれから輝尽発光光を発生させる工程;該輝尽発光光を集光し、この集光光を光電変換により電気信号に変換する工程;そして該電気信号を処理する工程からなる、生化学的特異的結合反応を利用する試料物質の検出方法。
IPC (8件):
G01N 33/53
, C12N 15/09
, C12Q 1/68
, G01N 33/566
, G01N 37/00 102
, G01T 1/00
, G01T 1/29
, G21K 4/00
FI (8件):
G01N 33/53 M
, C12Q 1/68 A
, G01N 33/566
, G01N 37/00 102
, G01T 1/00 B
, G01T 1/29 D
, G21K 4/00 N
, C12N 15/00 A
Fターム (45件):
2G083AA03
, 2G083AA09
, 2G083BB03
, 2G083CC03
, 2G083CC10
, 2G083DD11
, 2G083DD16
, 2G083DD17
, 2G083EE02
, 2G083EE03
, 2G088EE27
, 2G088FF05
, 2G088GG10
, 2G088GG25
, 2G088GG30
, 2G088HH08
, 2G088JJ05
, 2G088JJ09
, 2G088JJ23
, 2G088JJ25
, 2G088JJ30
, 2G088JJ37
, 2G088KK32
, 2G088KK35
, 2G088LL11
, 2G088LL12
, 2G088LL13
, 4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024HA13
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR32
, 4B063QR56
, 4B063QR84
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QS39
, 4B063QX02
, 4B063QX04
, 4B063QX07
引用特許:
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